会場選びについて(事務局) 「噺の種」 (202206追記)
その後、「噺の種・第22回」はアーツ千代田3331・地下1階のマルチスペースにて開催する事となりました。
以前、中学校だった場所。
どこか懐かしく、どこかほっとする、そんな素敵な会場です。
古いものを大切に活かし、文化芸術を発信する場所。
落語では伝統を重んじながらも試行錯誤を重ね、噺家としての在り方や働き方では新しい事にも挑戦。そんな玉屋柳勢に打って付けの場所。
残念ながら大規模改修工事のため来年3月から施設が利用できなくなるそうですが、それまでは「噺の種」会場として利用させて頂く予定です。
改修後にも期待を寄せて。
2022.06.12追記
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「噺の種」は、数ヶ月掛けて準備するとても大事な勉強会。
お客様に、今度はこういう部分を聞いてほしい、こんな工夫を試してみたい、など、柳勢が考え、稽古し、工夫し、更に稽古を重ねる、という大変に根気のいる会です。
普段から寄席や落語会で掛け慣れている噺とは異なり、勉強会だけでしか掛けない(掛ける機会がない)噺もあります。
普段掛ける機会のない噺は、思い出すだけでも大変。
稽古には、より時間を割かなければなりません。
それでも、いつもいらして下さる皆さまに楽しんでもらいたい!と、一生懸命稽古を重ね、かなり前から準備しているのです。
そのため、会場選びは慎重。
お客様に快適にお過ごし頂ける事は言うまでもありませんが、
「柳勢が最高の状態で高座に上がれるか」
はとても大事なポイントです。
それほど、当人が高座に上がる前は、集中するため大切な時間なのです。
リラックスしたベストな状態で高座に望んでもらうため、環境を整えるのが事務局のつとめだと考えております。
「足を運んでくださるお客様に失礼のない(恥ずかしくない)会場を選びたい。何よりも信用が大事。」と柳勢が話してくれた事がありました。
実際に会場を選ぶ際は、雰囲気、清潔感、アクセス、金額、設営等の利便性、守秘義務の認識があるか、情報漏洩がないか、許可なく録音しないか、色が付いていないか、出入りされている出演者や関係先、礼節など様々な面を考えながら探しております。
なかなかすべてを満たす会場はございませんが、現在自主公演で利用させて頂いている会場は、それぞれの会の方針に一番合った会場となっております。
この会は、特に事前準備が大変な分、会場はお借りするだけ(高座と客席は設置された状態)というのが理想で、第21回は、予約当初それが可能であった会場を押えましたが、その後、規約の変更がありましたため、第22回からは仕切り直しとし、会場を変更することに致しました。
ご予約くださっていた皆さまには申し訳ございませんが、このような事情がございましたため、ご理解頂ければと存じます。
新しい会場が決まりましたら、再度HP等でご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
玉屋事務局
(2022.2.17投稿)
※テレビで紹介されていた、noteの編集機能やAI機能は使用しておりません。完全にオリジナルの投稿となります。
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<自主公演の詳細とご予約はこちら> 2022.06.12更新
■ここだけの話(神田・鼠の穴) 2023年に予定
■101らくご(大手町・竹橋) 7/9(土)10:30
■ヒルラクゴ(大手町) 開催準備中
■玉屋噺の会・第2回(会場調整中) 10月開催予定
■ニクイホドヤサシイ落語会 7/30(土)10:30
<玉屋柳勢(たまやりゅうせい)とは>
落語協会の噺家。2020年真打に昇進。六代目 玉屋柳勢を襲名いたしました。
これまで師匠方から「直に」受け継いだ落語。それはアタシの財産です。
その楽しさと伝統をお伝えできたら嬉しいです。
落語会「噺の種」「玉屋噺の会」「ここだけの話」「ヒルラクゴ」「101らくご」を自主開催。
プロフィール詳細は公式HPのこちら