見出し画像

世界はまだまだ面白い!#122 砂漠のゴルフ

前回#121から続きますが、そんなに暑い(熱い)クウェートで、「デザートゴルフ(砂漠のゴルフ)」をしたことがあります。元来、クウェートの人口の大半は、南アジア方面からの出稼ぎ労働者ですが、中には欧州(主に英国)からの出稼ぎGMクラスもいて、ゴルフ場が一つありました。ご存じの方もいると思いますが、灼熱の砂漠の真ん中のゴルフ場は、平たく言えば、全てが「バンカー」です。セルフの手引きのカートに、ゴルフバッグを積んで引っ張る(これはこれで砂の上なので大変!)のですが、ハンカチ大の大きさの絨毯をぶら下げて移動します。この小さな絨毯の上にボールを載せて打ちます。打ったボールはよく見ておかないと見失う(全てが砂の上)ので注意して、ボールをピックして、また絨毯の上に載せて打ちます。旗が立っているところがグリーン(アスファルト)ですが、アスファルトで固められているので、寄せたら気持ちよく跳ねます。なので、基本、近くに来たら転がします。そうやって、1ホール、1ホール回っていくのですが、ある時、次のホールの旗が見えなくなりました。クラブハウスも見えません。これは、本当に「死ぬな」と思いました。死ななかったのはクラブハウスを漸く見つけて命からがら辿り着いたからです。クラブハウスで飲んだ「ペプシ」が美味かったのなんのって。。ちなみに、今は本当に「緑」のゴルフ場があるそうです。。
to be continued..#123に続く!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?