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世界はまだまだ面白い!#42 帳尻

「人生は最後には帳尻が合うように出来ている」らしいです。世界には、例えば英国では詩人シェリーの「冬来たりなば春遠からじ」などの励ましのフレーズ、中国の故事では「万事塞翁が馬」などの良いことがあったら悪いこともあるなどの教訓、仏教的な「自業自得」や「因果応報」などの戒めの教えとかありますが、おそらく、私の知る限りでは「帳尻が合う」とうのは日本だけではないかと思います。ブックキーパーが「帳尻」を合わせるという意味はあっても、人生は「ツーペー」だとか「行って来い」などの日本独特の言い回し、考え方はありません。「帳尻が合う」訳ですから、今調子の良い方は来るべき不調に備えて準備を、今不調の方は楽しみを待つ、でも最後は「行って来い」に必ずなるという事です。

どのドラマも「最終回」が目白押しですが、自分が主役の人生というドラマは、良い「最終回」を迎えたいですね。果たして、「帳尻」は会うのかな?


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