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世界はまだまだ面白い!#53 伴侶

事故ですね、動かなくなった1羽の鳩の横に、心配そうな顔をしてちょこちょこ歩き回っているもう1羽の鳩がいます。動かなくなった1羽を守っているようで、その場を離れません。おそらく「伴侶」なのでしょう。

ご存じでしょうか?鳩は「一夫一婦」で、生涯、同じ相手と添い遂げるらしいです。日本では、「1分に、1組結婚、2分に、1組離婚」と、慌しい数字になっているのも凄いですが、そもそも協議離婚の制度がない、欧米では、裁判所での離婚の手続きが煩雑で、最初から「結婚(法律婚)」しないで「同棲(事実婚)」するカップルの方が多いのにもびっくりです。ある意味、非常に「合理的」です。しかも、カトリックの方々は、「離婚」は出来ないので、慎重になるのもわかります。かって、英国王ヘンリー8世は、敬虔なカトリックでしたが、離婚の為に、国教会という宗派を新たに作ったという話は有名ですね。日本では、教会で式を挙げるカップルが多いですが、真剣に考えているのかな?神様の前で、「健やかなるときも病めるときも・・」と契約を交わしたのであれば、一生涯、添い遂げたいものです。

母の三回忌、義母の葬儀、娘の引越しで超多忙の先週1週間でしたから、40年間連れ添った家内は寝込んでいます。見守っている私は鳩みたいだな。。

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