見出し画像

世界はまだまだ面白い!#57 看板

何か、事件があると、ニュースでは、有名であればあるほど、学校名、企業名が「実名」で公表されます。「XX大学の学生が・・」というケースと、単に「大学生」といわれるケース、「XX保険会社勤務の会社員が・・」というケースと、単に「会社員」といわれるケース。テレビ的には、高い偏差値の学校に通っている学生、就職人気ランキング上位の企業に勤務の会社員が「こんなことをしました」という、故意に視聴者の関心を誘導する作戦なのでしょう。

私の経験では、特に、海外駐在では、狭い日本人の社会で、必ず「XX商事の誰々」とか「XX保険の誰々」とか、企業名が先に付いてきます。「名前」は忘れられても「企業名」は忘れられません。これが、良く言われるところの「看板」です。駐在員は常に「看板」を背負っている事に留意して、日々の行動に心がけねばなりません。

「看板」が立派であればあるほど、日本国内でも、海外でも、世間的には「高い倫理観」が求められるという事です。既に、何の「看板」も無い「無職」の私は、ある意味、「身軽」ですが、もちろん、日々「高い倫理観」を持って行動しています(ホンマか?)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?