悩むのは視野が狭いから
若い人と年配の人、双方の悩みを聞いていてあることに気が付きました。
それは、年代を問わず悩みは視野の狭さに起因していることです。
人は生まれた地域や親の経済力によって交流する相手が制限され、受験や就職を境にさらに境遇の近い人としか関わらなくなります。
そうして狭い世界の中でのみ、自身の価値を判断するために人は苦しくなるのです。
よく母親が自分の旦那や子ども、それから姑をママ友の中で比べて一喜一憂していますが、それは必ずしも正しい評価とは限りません。
悩みと言うものは基本的に相対的なものです。
ですから、顔にニキビができただけで死にたくなる人もいれば芸能人で自殺する人もいます。
決して各々の価値観を否定するつもりはありませんが、視野を広く持てば
生きるのが相当楽になるはずです。
私の場合はボランティアのコミュニティと通信大学のコミュニティに所属することで知見を広げています。
そこには様々な出自や年代の人がいるので非常に勉強になります。
彼らと話していたら、自分が学校の友達や職場の同僚など狭いコミュニティの中で悩んでいたことがどうでもよくなりました。
そして、私は日本人なら日本人の中で多様性のあるコミュニティに参加すべきだと考えます。
こういった話題になると「アフリカの子供は…」といった声が聞こえてきそうですが、人は自分の生活とかけ離れたものは自分事としてとらえることができません。
重ねて言いますが、私は決して悩んでいる人を軽く見ているわけではありません。しかし、彼らには多様性のあるコミュニティに参加してみることをおすすめします。
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