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そろそろ経済に目を向けたいコロナの話

※注意
こちら、新型コロナウィルスについて、自分とその周りの人達あたりで共有できたらいいなぁと思う内容を書き綴った、とりとめもない雑文になります。


以下本文。


直近2週間ほど福岡に滞在したついでに、熊本県の菊池温泉、佐賀県の嬉野温泉に行ってきた。

前者は阿蘇地域の温泉地と比べればあまり知られていない場所で、外国人客はあまり来ないとのことだが、土曜にも関わらず客はなんと私1人…。
他の客は皆キャンセルになったとのこと。

後者はここ最近インバウンドに力を入れているらしく、普段は客の半分は外国人とのこと。
旅館に宿泊したのだが、客は疎ら…。この時期は送別会シーズンで団体客が多いとのことだが、大勢で集まるイベントは自粛とのお達しがあるため当然1組もみられなかった。
雨宿りにふらっと立ち寄った商店街の小さなお土産屋の店員さんいわく、2月は前年同月比で200人ほど客が減ったとのこと。

コロナウィルスによる観光への影響は誰しも想像が容易であろうが、実際に現地の静けさであったり、業に携わっている人たちの後先が見えないことに対するやり場のない不安感というヤバさを肌感的に感じると、
この状況ってどうしたらいいんだろうと、当事者になったつもりで考え込まざる得ない気持ちになる。

一方で、メディアを含めたよく認識可能な世間的話題というと、感染者が増えた、トイレットペーパーがない等、感染に関連するもので溢れかえっている。
感染ペースであったり、予防等に関する情報はすでに充実してきている。
だが、様々な地域や業種の現状について、報道がほとんどないうえにあえて企業側から発信する雰囲気もないため、当事者以外はあえて想像を試みない限りなかなか現状を認識できない。
そろそろ社会として経済をどうするのか、という話に切り替えて行くべきなのでは、と思う。

ちなみに、スマートニュースのコロナウィルスと経済のタグはこんな記事が並んでいる状況。

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という矢先にいい記事が流れてきた。
https://thebridge.jp/2020/03/sequoia-capital-warns-companies-of-worsening-economy-over-covid-19-20200306

シリコンバレー拠点の VC である Sequoia Capital が投資先スタートアップのCEO宛に警戒すべき状況を伝えているものらしく、コロナウイルスの流行がもたらすかもしれないビジネス結果への対処、ビジネスの健全性を確保する方法について述べている。

個人的に共感した内容を一部抜粋:
・資金調達——…最も象徴的な企業の多くは、困難な時期にその原型が作られた。…最近のものでは、Airbnb、Square、Stripe は、世界金融危機の真っ只中に設立された。制約は心を集中させ、創造力に豊かな土壌を提供する。
・社員数——…今こそ、より少ないコストでより多くのことができ、生産性を高めることができるかどうかを批判的に評価すべき時かもしれない。

困難な状況だからこそ、付加価値や生産性の向上に集中力を向けることがで重要だと思う。
当然この困難がいつ収束するかわからなく、今すぐ効く処方箋のほうが重要かもしれない。
どちらかという話ではなく、後者に対応しつつ、前者を考えることを止めない、現状考えがあるわけではないがしばらくそういうスタンスでいこうと、今思っている。

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