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たまたま舎のこれまでとこれから


何してる人なの?とよく聞かれます。職種としては、〈編集・フォトグラファー〉がメインです。でもって、その周辺にあるいろいろ〈企画・ディレクション・ブランディング・取材・SNSなど〉も仕事にしているので、何をしている人なのかをまとめてみます。

私について

photo by fumituki fumi

名前|森高まき
生まれ|1994年5月13日
好きな食べ物|ホタテ
好きな作家|梨木香歩
出身|長崎県

熊本大学文学部コミュニケーション情報学科卒業。2018年に好きが高じて北海道へ移住。出版社でライター・カメラマン・編集者としての勤務を経て独立し、伝える仕事を通して誰かのきっかけを作る「たまたま舎」設立。2022年、洞爺湖移住し「たまたま書店」をオープン。2024年から作家活動も開始。同年7月から洞爺湖と札幌の二拠点生活を開始しました。


北海道の明るい未来を編集し、光を撮る人

北海道が好きで九州から移住し、この地の編集者・フォトグラファーとして7年目を迎えました。

お仕事を通して北海道の隅々へ行くたびに、北海道愛は深まるばかり。「いつ帰ってくるの?」と親に聞かれますが、いつかここに家を建てるのが夢というくらい、惚れ続けています。

仕事で北海道を知るうち、美しい自然やおいしい食などの良い面だけではなく、人口減少や開発による環境破壊などの問題もあることを知りました。

仕事を通してなんとか北海道の未来に希望を見出したい。明るい方を見れる道を見つけたい。これからも変わらず、北海道に生きる人々の声を届け、光を撮っていきたいと思っております。

会社、町、組織、プロジェクトをお聞きして、私を通して濾過した情報を、書いたり撮ったり編集したりして、さまざまな方法で人々に届けています。


これまでのこと(抜粋)

①斜里町鮭漁フォトエッセイ

地方創生・まちづくり・地域プロモーション|斜里町役場|エッセイ執筆、写真撮影、企画、編集

「町の主産業の鮭漁のことをもっと知ってもらいたい」とのことで、鮭のまち斜里をPRするエッセイを書き、写真を撮りました。

3日間の取材で訪れた、鮭漁師や知床自然センター、自然ガイド。それぞれの取材先を単なる単発の記事にして並べるのではなく、一緒に取材をしながら旅をしているように感じてもらえるよう、エッセイスタイルで記事を書くことを提案しました。読み進めるとともに、それぞれを取材するなかで情報同士がつながっていく感じや、考えが深まっていくのを味わっていただけると思います。
結果、「小説を読んでいるように臨場感があって、するする読める」と好評いただき、ウェブサイトのみの掲載の予定でしたが冊子版にもなりました。取材から3年経った今でも町に問い合わせがきているとのこと。​特に、取材対象だった漁師さんが喜んでくださっているとのことでした。

②ローカル新聞 『LAKE TIMES』

地方創生・まちづくり・地域プロモーション・観光プロモーション|レークヒルファーム|企画、編集、執筆、撮影

「地元の人にもっと地域のことを好きになってもらえる、面白がってもらえる新聞を作りたい。それを見た町外の人たちが、この地域いいなってなって、観光だけでなく、移住者も増えるような。」洞爺湖町の牧場レークヒルファームの代表、塩野谷さんからのご依頼でした。一人で回しているので編集長と言うのも名ばかりなのですが…。ネット上にない情報を探すため、時には高齢者サロンに潜入するなどしながら、とにかく歩いて、足を使って作っております。2号からは制作ボランティアを募集。札幌と北見から、いつか洞爺湖に移住したいという2名の力を借りることになりました。現在4号まで発刊しております。
洞爺湖エリアの生産者のふるさと納税の返礼品に入れたり、通販の商品と一緒に送っていただいている事業者が多く、お客様からは洞爺湖の今のことがわかってうれしいとのお声をいただいているそう。町のファン化の一助になっています。自治体じゃなく、民間の発行というところがカッコ良いですよね。だからこそ、よいしょよいしょではなく、町政に切り込んだり、するどい意見も臆せず掲載することができています。

③豊浦町地域おこし協力隊パンフレット

地方創生・まちづくり・地域プロモーション・移住定住|豊浦町役場|企画、編集、執筆、撮影

目立つ観光地がないなどの理由で、「なんにもない」という話を聞くことの多かった豊浦町。でも人から話を聞けば、町を歩けば、そんなことない!という思いは強くなります。尖った移住者の多い豊浦町。彼らが根付いているということは、どういうことなのか。など、心と頭を働かせて作っています。一次情報に触れて、この町の魅力を見つけて、それをテーマにした本を作る。それが私の得意とすることです。制作の過程は下記記事をご覧ください。

④スキーの町倶知安 50周年記念誌

地方創生・まちづくり・地域プロモーション|倶知安町役場|企画、編集、執筆

パンフレットのほかに、100ページを越える記念誌の制作も行っています。こちらは一冊まるごとの編集を依頼され、どのようなページ構成にするのか考えるところから始めて、ニセコ周辺に暮らすライター3名と一緒に作り上げました。編集長として主に編集部分を担いながら、今のニセコ、ヒラフが出来上がるまでを資料館や書籍をもとに記した記事と冒頭数ページのエッセイ執筆も担当させていただきました。

⑤「喜茂別町の1年間」撮影

左下は町長
後ろの男性のはちまきの巻き方が気になる

各種広報物を制作していくにあたって写真を撮り溜めておきたいということで、一年を通して喜茂別町に通い、写真を撮らせていただきました。通ううちに喜茂別のことが大好きになり、写真にも町への愛が表れているかなと思います。広告物を通して一人のフォトグラファーに依頼することで統一感も生まれ、町のカラーを表現しやすい効果があると思います。私の写真の特徴は、被写体への愛が写ること、被写体の背景を想像させる力があること、情緒あふれていることです。喜茂別町ってなんかいいな、と思ってもらえる写真群になっているかと思います。


https://www.instagram.com/p/C5LmjiDRJeu/?img_index=1

⑥アイスムWebメディアの紙媒体「アイスムマガジン」編集

企業広報、CSR|アイスム(株式会社デベロップジャパン)|企画、編集

長谷工グループ内にてデジタルマーケティングを担う株式会社デベロップジャパンが運営するウェブメディア、アイスム。ウェブにとどまらずリアルイベントをたくさん開催しているところも素敵なのですが、そういった機会に「アイスムってこういうメディアです」とお客さまに手渡せる紙媒体を作りたいというご相談でした。アイスムのウェブ記事から流用するだけでなく、アイスムマガジンのみのオリジナル企画も立案、編集。アイスムで連載している人気料理家にアンケートをとり、イラストレーターのアオイさんに線画を、おくちはるさんに料理グッズの絵を描いていただきました。ほかのページも見どころたくさんで、手に取った方の9割が「え、これ無料なの?」と驚かれます。
アイスムではinstagramの運用も担当しているのですが、その際受けさせていただいたインタビューがこちらです。

現在は縦型マガジンの制作を担当させていただいています。

⑦店舗運営、場所の編集、イベント運営、企画

築100年の初代洞爺村役場で「たまたま書店」を営んでおります。札幌との二拠点生活であり、本業ということでもないのでしっかりとした営業日を確保できていませんが、毎月必ずイベントを企画、実行しております。副業とも言えないし、遊びでもないし、言葉にできないサードプレイスです。この場所は私にとっての洞爺湖を表現している場でもあり、仕事で制作した本やレイクタイムズを手渡す場所にもなっています。森高まきの視点で、場所や店の編集をしてほしいといったご依頼にも対応可能です。

⑧北海道のコーディネーター、アテンド

こちらは撮影させていただいたオーガニックコスメブランド「アムリターラ」さんの主力商品のメインビジュアルです。撮影行が予定より早く終わったので、急遽半日かけて道北の生産者・温泉等をめぐるツアーを開催、アテンドしました。前職では北海道内を取材範囲にした雑誌社で働いており、特に生産者、作り手に関しては情報と人脈が豊富です。ちなみにこのツアーの後、ご紹介した生産者とアムリターラさんによる新商品開発までつながったとのこと。我が事のようにうれしい。

⑨雑誌関係の撮影、取材

これまでコトノネ、Harper's BAZAAR、CASA BRUTUS、などの雑誌での掲載歴があります。仕事を通して新しい価値観に触れるのが大好きです。いつでもご連絡ください。

学びがあるので、取材仕事大好きです。

⑩単発の撮影案件

愛と情緒をしっかり写し、心に触れる写真を撮ります。

馬は不思議な力を持っている。人のよう。
久原本家様 フードコーディネーターさんと最高の湯気を演出。


lalalafarm いつでも絵になる。

個人の方へ、出張撮影について

近年まで行っていた出張撮影「北国写真館」ですが、規模を縮小しながらも続けています。基本的にオープンに受け付けているのは、たまたま書店営業日の午前中、営業後の夕方です。営業スケジュールはインスタグラムをご覧ください。

そのほかの日程の撮影については、1ヶ月ほど早めにご相談ください。



私だからできること


①知ってほしい、伝えたいという気持ちはあるけれど、何をしたらよいのか具体的に定まっていない方に向けて、何を作るか考えるところから始め、その地を歩き深く知った上で、最適なものを提案することができます。

②編集だけでなく、写真や文章すべてを通して、私の世界観で統一することにより、ブランドの志を設計、表現できます。

③制作物に関連したイベントの開催や書店での販売・配布など、作って終わりではないコミュニケーションの設計ができます。

④どんな仕事にも愛を持ち取り組みます。数などの定量で測れない「情緒」を揺さぶるものを作ることが得意です。ビジネスライクなものではなく、温度を感じられるもの、心に響くものをつくります。

「こんなパンフがあったら、絶対迷わずこの町にした」と言われました。

たとえば、全国の市町村が集まる移住フェアがあります。そこに参加する移住希望者は、どの人も「特に地域は決めてないけど、いい感じの田舎はないかな」とふんわりしていることが多いと思います。そのなかで一目で、「私が探してたのはこの町だ!」と思ってもらえるには?移住手当のお金なのか?福祉の手厚さか?私はそれだけではないと思います。

人の温かさ、景色の余白、ゆったりとした時間の流れ。そういったものを求めて移住先を探している方に向けて、一目で「探してたのはここだ」と思ってもらえるか?どこまで参加者の目線に立てるか?を真剣に考えてクリエイティブに落とし込んでいます。

「良いものを持っているので、もっと知ってほしい!」と思っている会社や自治体、組織や人などで、森高まきの価値観で世に表現してほしい、伝えてほしいといった方との相性がよいと思います。作りたいものがまだ決まっていない、という段階でのご相談でOKです。


これからのこと

もちろんこれまでの仕事も今まで通り全力で取り組みますが、札幌へ進出したからには、新しくやりたいことに挑戦していけたらうれしいです。

①上流から携われる仕事

本や冊子、記念誌を作るときに大切にしているのは、お相手の方の軸を見つけること。コアを見つけて、それをテーマに編集するということをしています。ほかの誰とも異なる志を見つけるこの仕事は、編集や執筆に留まるものではなく、ブランディングや広報戦略に近いことだと思います。

紙ものを作るだけでなく、オウンドメディアやポッドキャストの立ち上げも経験したことがあります。単発で紙ものを作って終わりではなく、会社に一人広報を雇ったような感覚で、継続してお付き合いできる仕事をしていきたいです。さまざまな手段を用いて情報発信のやり方を提案、伴走します。

②ローカルメディアの作り方レクチャー

洞爺湖のローカル新聞「LAKE TIMES」のように、地域に眠る情報に触れて、新聞やパンフレットなどの形にするまでを一通りお教えします。学校の授業や自治体のカルチャースクール、ワークショップなどを実施してみたいです。(上士幌高校にて講義経験しております。)
企画の作り方、情報の探し方、取材、執筆、写真撮影、レイアウト、一式まるっとレクチャーすることができます。情報発信の担い手を増やすことが、小さな町の生き残る術のひとつです。なにより、足を使って情報に触れ、編む仕事はほんとにとっても楽しいので、ぜひたくさんの方に経験してほしいです。

③エッセイ執筆

自分で印刷・製本した作品。リソグラフ印刷のプリントラボも結成中。

初めて自分の内面のことを文章と写真で書かせていただいた『speechless(とうや子プレス刊)』を皮切りにエッセイストの肩書きを得て、毎月一本エッセイを執筆してたまたま書店にご来店くださった方に無料で手渡ししています。noteでは、店で配布している月1エッセイに加えて、私が大切にしていること、考え方などを含めた定期購読「いのちを燃やす場所」をスタートしています。これからも書き続けて、数年以内には小さな本にしたいと思っています。

フリーランスの働き方、二拠点生活、本屋の営業、田舎暮らし、大切にしていること、考え方、etc…


限定5組様、森髙まきの広報相談1on1募集【撮影プレゼント付き】

こちらのnoteを通して、森髙まきとお話ししてみたい、仕事してみたいと思ってくださった方へ!

森髙まきに話したら、私の会社、町、組織、プロジェクトはどう見えるのか?を聞きたいあなた(限定5組)と1on1を行います。

【一例】
あなたの〈会社、町、組織、プロジェクト〉の素敵なところ、他にはない部分はAだから、Bという方法で人々に届けてみてはいかがですか?Cも合っていると思います。BやCであれば、こういうふうに届けることができ、こういうお客さんやファンを作ることができます。

申し込んで当選した方には、私を通したあなたの見え方をお教えして、希望の方にはプロフィール写真撮影をプレゼント。

ぜひ以下からお申し込みください。

森高まきの広報相談室



札幌に来たばかりの今の私が持っている仕事の割合は、7割が胆振管内、2割が東京、1割札幌です!そして全体のキャパはまだ空けております。札幌のみなさん、いまのうち!です。

突然お仕事相談じゃなくてもちろん構いません。
いつか頼みたいなぁとか、どんな人なんだろうとか、ふわっと相談とか、なんでもよいので札幌の素敵カフェ行きましょう、教えてください。

今後、チームで一緒に仕事していく道も探りたいと思っております。
一緒にお仕事できるクリエイターさんとも知り合いたいです!
特にイラストレーター、ライターさんと出会いたいです。ご連絡お待ちしております。

気軽にご連絡お待ちしております👋
メールアドレス:info@tamatamasha.com



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