「お金」で手に入らないもの
こんな青臭いタイトルつける気なかったのだけれど、パッと一番良いと思ったのがこれなのだから仕方ない。
Books&AppsというWebメディアがありまして、更新があるとプッシュが来るようにしているので、しばしば訪れては読みます。複数人が寄稿していて、主催者の安達さんはもちろん、たいへん興味深い記事を書いてくださる方がたくさん。層が厚い。高須さん、しんざきさん、能代さんの書く記事に惹かれることが多い。
2015年に読んだこの記事は当時の自分が感銘を受けて背筋を伸ばし、共にプロジェクトを推進していた仲間に転送しまくったことを覚えている。チームでのコミュニケーションに問題を抱えている時期であった。
今はこのサイトで一番読まれている記事らしい。
そしてそのサイトで目にした、昨日の記事の小見出し。
お金をかけて買ったもので、お金では買えないものを手に入れるのが一番の贅沢
これは頭に残しておくなー、と思いまして。
記事はこちら
気に入った一節に出会うと、大抵どこかにメモっておくのですが、どこで出会ったかをメモしていないことがしばしばなんですね。で、自分のものとして使いはじめてしまう。
ありきたりといえば、ありきたりな一節なので、仕入れ場所を忘れてしまえば自分発信であるようにごまかせはするのでしょうが、それはちょっと違うな、と。未来の自分が、自分で考えていないのにも関わらずさも自分で考えたと誤認すると、自分の発想力やら能力やらを勘違いしだす気がするんですよ。
7月に書いたこの記事とかもね、そう。
村上龍のエッセイで知った一節を自分で考えたと勘違いしてたという。
しもたー、自分の発想力を過信してたーって思いながら一人で笑います。
だからぱくっちゃいけないという思いは、外に向けていいかっこをして言うているのではなく、80%未来の自分への戒めとしてある感じ。
残りの15%は作者へのリスペクトであり、最後の5%はこうして誰かの目に触れるアウトプットで知らずのうちに盗用してたら恥ずかしいし、下手すりゃもめるし、という自衛のために。
で、今日は忘れないように引用元と共にこの、いい感じの一節を心にしまうわけです。
お金をかけて買ったもので、お金では買えないものを手に入れるのが一番の贅沢
知識、経験、考え方、習慣、筋肉、忍耐力、瞬発力、ユーモアなどなど、ばばばーっと頭に浮かぶ、お金では買えないもの。
特に今はボディメイクに没頭している時期であります。
チューブ、アブローラー、プロテイン、食事にお金をかけて、今までに手に入れた忍耐力と考え方を使いながら、筋肉を手に入れている訳ですね。
TOEICやら国家試験やらの資格試験を勉強しているときも同じようなことを思ってたんですよね。特にTOEICなんて短期集中でガッと10万くらいの講座を受けてバババッと点数を伸ばす感覚を手に入れておいた時なんてまさに。時間をかければ独学でも手に入るんでしょうけれども、短期にガッとお金をかけて経験を手に入れる感じ。
贅沢だな、と。
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TOEICの勉強してたとき、金フレとこの方の特急シリーズ、電車に揺られながらずーっと読んで、聞いてってしてたな。一時期。
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