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「ピスタチオ」を割るシーン

ナッツのなかではピスタチオが一番好き。

バーのシーンを書いていると,流れの中にピスタチオを割るシーンを入れたくなる。

03.見返りん見返るんでも途中に差し込まれた。

会話ばかり,情景描写ばかりだと間持が悪いので,動きを入れたい。その時に浮かぶピスタチオを割るシーン。バーでピスタチオを割るって絵になって,それ一言でフォーカスが絞られて,時の流れがワンテンポ落ちてくれる。ピスタチオって文字面もいい。

ナッツ盛りのなかから,ピスタチオをよって取り出して,両手の指先でぱきっと割る。ピスタチオの個体によってはちょっと割りにくいのがあって,むきになって割ろうとする様は,ピスタチオ好きであれば「あるある」と,浮かぶ。おいしい

似たような理由で「ジャイアントコーンをがりがり噛んで」ってのと,「マカデミアナッツを専用の機械で『パッッキッっ』と割って」ってのをこれから先のどこかで入れることになると思う。

この記事を書くとき「ピスタチオを割って」と打ち込もうとして,3度ほど「ぴすたちを」と打ち込んだ。早口言葉みたいな感じ。指と頭がこんがらがる、ぴすたちを。

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