“キレイめOLファッション”を辞めた日
お気に入りのタイトスカートを捨てた。
お気に入りの、スレッドが入ってそこにフリンジがついた、「ちょっと個性的でキレイめ」な青のスカート。
茶髪を捨てた。
薄茶色の目に近い、流行りの赤混じりの茶髪ロングヘア。
「自己表現」としてのファッションはかわいいな、と心から思っていたし、どこかで憧れを抱いていたと思う。
けど、立場とか周りの人に合わせていつでも誰に会っても心配ない、いわゆる“キレイめファッション”になってたことに気づいた。
それは、自分を何も持ってない子どものように思ってることからの反骨心で、「大人っぽい」「OLっぽい」って言われることもいい気分だった。
けど最近。
学生を卒業して社会に出て、「会社の代表」であることの意味を理解してきた。
一次産業とか地域って、面白いしおじいちゃんおばあちゃんたち可愛いし、それになんかおしゃれだよね
っていう人が増えたら。
社会のこととか、環境のこととか。
身近に感じて考える人を増やしたいっていうのが私が「会社の代表」という手段を使ってなしたいこと。
そしたら周りに合わせ過ぎたファッションする必要ないじゃん。自分が思う「おしゃれ」を見つけて発信すればいいんじゃん。
お気に入りのタイトスカートを捨てた日。
私が作ってた『他所行きの私』も
捨てることができた。
ちょっとずつだけど。
自分らしくいられるファッションをみつけるぞ!