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knowhapの原点と、目指す世界

はじめまして、たまりみずと申します。
ビジネスノウハウを交換しあう「knowhap」https://knowhap.com というサービスをリリースするにあたって、裏側のお話しをお伝えしていきたいと思います。今回は最初の最初を振り返ります。つまり原点です。

台風19号の真っ最中にはじまったブレインストーミング

knowhapを始める前、幾度となくピボットしてきてようやく形になったか!と走らせてた事業があったのですが、進めていく中で様々な障壁が生まれ、
とても迷った末に中断。

もう0からぶっ壊して考えようと、昨年大きな被害のあった台風19号の真っ最中に、主要メンバーである元蕎麦職人Aranとのブレストが始まりでした。

閉ざされる職人の世界

ここでなぜ蕎麦職人Aranの話をしたかというと、彼は何年も経験を積んだガチの蕎麦職人。
「俺は蕎麦職人になる!」と言い放ち、その始まりは完全なる独学から始めた人物です。

いわゆる職人の世界はノウハウの門が閉ざされている。
そして飲食業界にありがちな長い期間技術を得ることに必死で、いざ独立するとなると経営やアピールするためノウハウがないという状態。
技術を磨くことの情報の少なさにも、飲食経営の難しさも、非常に痛感してたのがAranでした。

ノウハウシェアの原体験

一方で僕はずっとクリエイティブ畑。LIGという会社に勤めていた頃、日夜開かれる社内外問わずのイベントや、同業種との勉強会を通じてノウハウシェアを体験していました。

ノウハウというとそれを同業種に公開するということ自体、抵抗がある人もいるかもしれません。
しかしノウハウを公開し合うというフェアな状態で「互いに高めあおう!」という目的が前提でした。

そして他社のやり方を知り「ほほ〜。そんな風に進めているんだ!」とか「完全に負けた。。」とか、ノウハウを公開しあうことによって、自身の視野が広がることや刺激をもらいモチベーションが高まり、より一層仕事の質を追い求めることにのめり込んで行きました。

そして生まれるknowhapの原点

IT業界はミートアップやノウハウを共有するイベントなどが繰り広げられていること、ノウハウがどんどんオープンになってもはや当たり前な状態でもあります。しかしいずれも集まるのは同業種同士。

これが異なる業種や領域でノウハウを語りあったら?
既存のスキル・ノウハウシェアリングは売買が前提としてあるため、それ以上の広がりが薄い。

「売買」という当たり前を壊し、「交換」という目的に置き換えた時に何が起きるのか。
クローズドだから相手にも聞きやすく、何を知るべきか分からないような状態でも気軽に聞ける。交換しあうことを目的とすることでフェアな関係性が生まれる。

広告を出したいシステム会社と、サービス開発したいマーケティング会社
webのデザイン会社と、プロダクトのデザイン会社
士業の領域が異なるつながり
事業領域は異なるものの、フェーズが近しいスタートアップ
事業提携を探す大手とスタートアップ

関連性のある領域のマッチングから広がり、
それがやがて大きく広がり、蕎麦職人とマーケターが組み合わさったら!?

こんな世界が生まれたらむちゃくちゃ面白い!!!

それがknowhapの原点です。そしてその目指す世界は今も変わりません。
もちろん同業種つながりでも大いにご活用いただければと思います。

新型コロナが訪れて、飲食店をはじめとしたリアルなビジネスはかなりの大打撃を受けていることは明白です。

進化を求められている時代に突入した時、もっと業界が混ざり合う機会がさらに加速すると思います。

同業種も異業種も、もっとノウハウオープンになったら良いのに。この原点を忘れずに、機会を少しでも増やせるように。

僕たちも積極的にノウハウシェアしていきながら、皆さんの声に耳を傾けてknowhapをコツコツと進化させていく所存です。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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