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今週の日記#14 無気力週間

『Word Cascade』というホームページを最近よく見ている。
それね、はいはい、うん、あったね〜……。などと思いながら滝のように流れる単語たちを見続けて無心になる。一種の、マインドフルネス?禅?のような、そんな感じで。

◇◇◇

今週は無気力が酷かった。
部屋が散らかっているが掃除する気力もない。
外出する気も起きない。脳をなんとか再起させなきゃ、と思って久々にWiiUを取り出してスプラトゥーンを起動すると、メンテナンス中と表示されていた。タイミングが悪かったな、昼間にメンテなんて珍しいな、と思って調べたら、どうやら3月3日以来ずっとメンテナンスに入ったままの状態らしい。開始から約3週間経過している。シオカラーズでさえ何も知らないまま4時間おきにステージの更新情報を放送し続けているのだろう、気の毒だ。
私はSwitchを持っておらず、出来るゲームもこれくらいしかないので、途方に暮れてしまった。
無気力に拍車がかかった。

◇◇◇

映画を観に行った。
人と映画を観に行く、というのはおそらく『君の名は。』以来だと思う。
あのときは映画館も満席に近くて友達と並んだ席が取れず、私は左右をカップルに挟まれた席にひとりで座って『君の名は。』を無心で観た。

そんな苦い思い出も吹き飛ばすように、適度に空いたスクリーンで良い映画を観ることができてとても良かった。

ただ、正直内容がよく理解できなかった。素敵な映画だなとは思ったけれど。
どうやら小説が原作の作品らしいので、早速翌日に購入した。

無気力でも本を適当に読むことは出来る。適当に、というのがミソで、何度も読み返すことを前提にざっくり読むことで、集中力も途切れにくくなるし、読むことへのハードルが下がるような気がする。

まだ途中までしか読んでいないけれど、最初は本の分厚さに圧倒されて「読み切れるかな、これ」と不安になっていたものの、日記形式で淡々と進んでいくので非常に読みやすい。なによりコミュニケーション苦手人間にとって共感性が高いところも気に入ったポイントのひとつ。普段小説を読まない方にもオススメ、かも。

◇◇◇

また仕事を辞めたので、今度はバイトを探している。
体力が、無さすぎる。成績表の中では体育が一番悪かった人間。駆けっこは誰かに勝った記憶が無い。最近はウォーキングや筋トレ動画を見よう見まねでやってみたりなどしているけれど、なかなか体力が付かない。
基本的に週休2日とか平日全て勤務して土日休みとか、そういう労働スタイルが世のなかに確立されているけれど、私はおそらく週4日が限界のような気がする。
そうなると大きな声じゃ言えないけれど、給料がすご〜く下がる。また一人暮らしが遠ざかる。

世間では週休2日で働くことがデフォルトになっていて、それが100%頑張ることなのだとしたら、体力が少なかったりして週休2日で働くことに150%頑張りをぶつけないといけない私みたいな人間たちも同じ労働条件で働かなきゃいけないというのは、少し理不尽のように感じる。
一日フルタイムで働いただけでばててしまうので、仕事帰りにジムなどに行くことのできる人間の気が知れない。運動すると脳内幸福物質が分泌されるというけれど、私は運動が楽しいと思ったことがないのでそれを経験したこともない。運動できない人間が感じたことのない幸せを体力のある人だけが感じることが出来るのであれば、それはちょっとずるいなと思う。

重たい話になっちゃった。前にも書いた『人間の限界メーター』の話に近いね。

インターネットに出てくるこういう類の話は最終的に「いまはフリーランスとして、自分のペースで働いています!✌」みたいなオチが多い気がする。そもそもフリーランスのクリエイターとかじゃないとインターネットでこういう話をすることがないからだと思うけれど。
クリエイターとかそういう職を目指したこともないのに大口を叩くなよ私、と、本当に思う。努力せずにそういう働き方が出来れば、どんなに楽しく生きられるだろうね。


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