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【人生】その風呂敷、大き過ぎませんか?〜人間関係に悩む人々へ

若い頃の私は、人に嫌われたくないと思っていた。
そして、自分の認めた相手に好かれたいと思っていた。

そう思うのは、当たり前の事だと思っていた。

しかし、今考えれば、これは、人間関係において、私には高すぎる目標だし、大風呂敷を広げた状態だったことがわかる。

40代後半の今、私には、そんな魅力も能力もないことがわかる。

私にできることは、私の周囲にいる7人を大事にすることだけである。
妻、娘、父(去年他界)、母、兄、友人2人の7人だ。

それ以外の人々など、どうでもいいのだ。
嫌われようと、馬鹿にされようと、間違って好かれても、大した問題ではない。

そうすることで、生きることが楽になった。

あれ?あの人に嫌われたかな?
なんか、馬鹿にされてる気がする。
と、思っても、まあ、いい、どうでもいい、俺が大事にするのは7人。7人を大切にできればそれでいい。

一人の人間が一生の中で、7人の人間を支え、大事にすることができれば、それはそれで、意味のある人生だったのではなかろうか?
それは、今の私の中では偉業である。

人に嫌われたくない。好かれたい。
という、無意識の大風呂敷。
その風呂敷を畳んだからこそ、7人を大事にし、自分の人生の意味を残すという大事業に、今、集中できている。

人間関係に悩む人々へ。
その風呂敷、大き過ぎませんか?



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