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【京伝びと ユース-vol.4】ユースコミュニティでイベント出店しました。

ユースコミュニティでイベント出店。

4月1日2日の2日間、京都市国際交流会館kokokaであった「ウクライナ支援8739world」というイベントに出店しました。商品はスパークリング日本酒。龍谷大学の学生たちが運営してくれました。

今回の企画に11人の学生が関与してくれて、盛り上げてくれました。天気は良かったのですが、思ったより集客が芳しくなく、売上は厳しい結果に終わりました。。。

ただ、コロナで長い間リアルなつながりが持てなかったので、今回の経験は楽しかったんじゃないかなと思います。ただ楽しいだけなら学生だけでやればいいのであって、せっかく一緒にやるんだからここから何らか学びがあったり、将来に向けてのきっかけがつくれたらなって思うんです。

イベント出店は京伝びとユースコミュニティの一つの活動テーマです。玉乃光のお酒を扱うことで、多くのイベントに参加することができます。そこで収益をきっちりあげて、ユースコミュニティの活動資金を自分たちで作っていくことが狙いのひとつです。

今回は売上が厳しくその目的が果たせませんでしたので、これを生きた教材としてノウハウを積み上げていきたいと思います。イベント出店にはビジネスの基本が詰まっています。これを継続的に実施していくことで、当たり前にビジネスの基本が学べる場にできたらいいなと。

イベントって学びがいっぱい。

イベント出店するにはたくさん事前に準備することが必要です。まずどのイベントに参加するのかを決めないといけない。どこで、どんなイベントがあるのか、どんな人たちが何人来場予定で、昨年の実績はどうだったのか。出店料はいくらなのか。そのイベントに参加することが、自分たち活動にとってプラスに働くのか、シナジーがあるのか。利益を出せそうなのか。

出店することに決めたら、次は何を、いくらで、何個売るのか。来客予定の人たちが喜んでくれそうな商品を考えて、周りの店舗とのバランスを考えて、販売計画を立てる。合わせて、そのために必要な人員と、商品と備品を洗い出して、費用を計算して、利益計画をたてる。

そして集客。基本的には集客はイベントに依存することになるけれど、ちょっとでも集客に貢献できるように告知をどうやるのか。そして、イベント内で相対的にどうやって売上をあげるのか、会場内の導線を把握して、POPをどうするのか。商品の陳列をどうするのか、どうやって声をかければいいのか。

あと一番大切なのは、当日の人間関係。まわりの店舗に挨拶にまわったり、商品を買いあったりする。そうすると、お互いのことが理解できるので、紹介しあったりできて、会場全体がいい雰囲気になる。結果お客さんが楽しくなる。だから次につながる。ここが一番大切なんですよね。

書き出すとキリがないので、これくらいにしておきますが、こういったことって、やってみないと分からない。やってみると次はこうしたいとかも出てくると思うんですよね。

今回のイベント出店ではどこがダメだったから、売上があがらなかったのか、みんなで話し合いたいと思います。それがまた楽しいと思うんですよね。そして、また次のイベントに臨む!

リアルな体験の場にしたい。

このイベント出店がきっちりビジネスとして、回るようになればいいコミュニティになると思うんです。

学生たちは商品を持っていないし、イベントに出店するだけの信頼がない。京伝びとと一緒に活動すれば、販売できる商品が手に入るし、出店することができる。学生だけではできない体験ができます。

商売の基本が学べる。お客さんに喜んでもらうために何をすればいいのかってことをリアルに体験できる。イベントって数日で結果が出るので、PDCAを回しやすくていい勉強になります。

活動を通じて学生たちに共通のテーマができる。そこでチームで活動する喜びや楽しさを感じられるし、チームで動く大変さとそのために必要なことを感じられる。

京伝びととしては、若者が日本酒との接点をリアルに持って欲しいということが一つの想いです。そして、その活動を通じて若者が社会に出るお手伝いをできたら、少しでも社会の役に立てるかな。という想いでユースコミュニティを運営しています。

日本がどんどんだめになっていくニュースばかりですが、この活動が日本の伝統産業と若者に貢献して、日本の未来に少しでも貢献できたらいいな。なんて思っています。

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