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小説のタネ

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#超短編小説

小説のタネ LINE

今朝見た夢の話です
寝起きで、しかもスマホで打っているので推敲も足りませんが早く打たないと忘れちゃうので許してください

結婚できたらいいなー、となんとなく思っている女性からLINEが6時間ほど前に届いていた。気づいたのは今。
彼女はTwitterに、人形にしか思えない金髪の少女が本を読んだり、ただ部屋で佇んでいたりしている画像を載せていて、「これは絵を載せているのかな?」「そもそもこれはどこ?」

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小説のタネ「羞恥」

私が活気もなにもないこの島に降り立ったのは、そのなにもなさを味わうためだった。少し歩くと、旧世代のモルタル建築の建物が現れた。映画館だった。築80年ほどのポルノが映画館では、とても今では見られない、ドギツイポスターが三点、「上映中」の掲示板に貼られていた。
映画館の横には、なかなか大きな像というかモニュメントが鎮座していた。高さは8メートルくらい。像なのかモニュメントなのか、それともただの柱なのか

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小説のタネ #3 散骨

同居人を連れて海へと車を走らせた。
ただ、波を見ていた。
同居人は、誰のものかわからない骨を散骨していた。

小説のタネ#2 金木犀の盆栽

3年前、春先に訪れたフリーマーケットで偶然、桜の盆栽を売っているお店を見かけた。

朝、目覚める。
リビングに行く。
テーブルには桜の盆栽がある。
桜のあるリビングで飲むコーヒーはさぞ美味しいに違いない。

私の夢は瞬く間に膨らんで、その場で桜の盆栽を購入した。5000円ほどだった。
50歳くらいの店主が「冬は2日に1回、それ以外の季節は1日1回お水をあげてくださいね」と教えてくれた。

花のある

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小説のタネ#1 ミュージックビデオ

YouTubeでミュージックビデオを見ていた。
ひとりの女の子が曲に合わせて踊るミュージックビデオ。
楽しそうに踊る女の子。だけど曲の最後に彼女は死んでしまうのだ。

このビデオを見るたびに思う。
この再生数の数だけ彼女は殺されているのだと。