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お友だちのそのこさんのお花屋さんにお花を買いに行きました。
そのこさんのお花屋さんは、カメラマンをしているオーナーさんの素敵なギャラリーsteichen tokyo で週2日、金土と開いています(・∀・)

居心地がよくて、のんびりと色んなことを話せてとても楽しかったなー
サロンのような人の集まる場所にしたいってお話に納得。
そのこさんと話してると、ふんわりと色んなことを受け取ってくれて、心地よい柔らかさのボールを投げ返してくれて、穏やかにとても楽しいです。

お花を選ぶ時にも、お客さんの顔を思い浮かべたり、お花の声を聞いて、お店に並べるものを選ぶそう。
なかなかお花屋さんで見たことのない草花があって、そんなセンスも素敵です。

シックな色合いのお花が多かったこの日、みんな元気そう

さて、勿忘草(わすれな草)のお話。
英名をForget-me-notというそうです。

花言葉はそのまま「わたしを忘れないで」

写真の台上の手前の花瓶に入っている青紫の小ぶりなかわいいお花が勿忘草です。

その儚い名前と花言葉から、ずっと白いお花だと思い込んでいた私。
白いものもたまにあると教えてもらったけど、一般的にはこの写真の色だそう。

なんで、花の名前だけ知っていたかというと…
ここで『風味絶佳』が出てきます。

森永ミルクキャラメルに印字されてる言葉ですが、私はそれと共に山田詠美さんの小説を思い出します。

映画にもなりましたね。

読んだのがずっと前だからうろ覚えだけど、

ブルーカラーの仕事をしている恋人のために、日々の食事を用意する女性
食べ物が身体を作るから、私が彼の身体を作っている
という気持ちで過ごしている
でもどこか不安
ある日、アルファベットの形のマカロニ入りのミネストローネを作って、マカロニでForget-me-notと書いたけど、彼に気付かれる前にマカロニは沈んだ

そんな話だったと思う
赤いミネストローネの中に沈んでいく小さなマカロニの描写が視覚的で、映像として記憶に残っていたから、マカロニのように白い花だと思ってたのかな

他にもお花買いました♪
父の命日だったもんで。

色んなお花を選んだけど、
グラデーションのような色合いになりました^_^
こちらが勿忘草。お友達の絵描き、あすかの作品と共に。
花瓶にしたのは日本酒の空き瓶っていうね…笑

一輪挿しにしても、パッとグッといい感じのお花たちがたくさんいるので、みんなでそのこさんのお花屋さんに行こうぜ笑

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