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東海道新幹線のA席で富士山を眺める

在来線に関しては【百線一抄】004でも触れているのですが、列車に乗っている途上で富士山を眺める機会は結構たくさんあります。

東海道新幹線の車窓でも富士山を眺めることができるスポットはいくつもあり、東京ゆきの列車に乗っていると、富士川橋梁あたりから新富士駅を過ぎて、さらにしばらくの間に楽しめるところが有名かと思います。今日(2/28)のように快晴だと、列車によっては富士山が山側に見えることを車掌さんが放送で伝えてくれることもあります。
のぞみ号やひかり号だと1~2分の間となってしまいますが、こだま号だと、新富士駅に停車している間やその前後で時間がかかる分だけ、少しばかりゆっくり楽しむこともできます。

ところが、在来線と同様に海側から富士山を眺めることができるところがあります。前述と同じく、東京ゆきの列車に乗っているとすると、静岡駅を通過する少し手前がそこにあたります。
静岡駅を通過するのぞみ号やひかり号だと掛川駅を通過してから6~7分したあたりからが勝負どころ。海側に場所を確保しておいて、在来線が並行し始めてからほどなくすると進行方向の奥の方に富士山が見えます。
静岡駅に停車するひかり号やこだま号だと到着の放送がかかる前に準備をする必要はありますが、停車のために速度を落とすので、下り列車とのすれ違いで邪魔されることがあったとしても見えるチャンスは充分あると思います。タイミングを合わせると、こんな感じで撮ることもできます(下記画像)。

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ちなみにお題の「A席」は東海道新幹線の場合、普通車なら海側3列座席の窓側の席を指します。普通車の山側2列座席の窓側は「E席」となります。グリーン席の場合は山側が「D席」となりますので、インターネット予約で座席を選ぶときの参考にしていただければ幸いです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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