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名松線に乗ってきた

松阪まで近鉄の急行でのんびりおでかけ。少し早めとは言いながらも駅弁を購入して車中の人となったのはJR東海のローカル線、名松線。松阪と伊勢奥津を結ぶ路線です。

今回乗った列車はほぼ全員が終点の伊勢奥津まで乗り通し。ただ、途中駅から数駅乗る人もいれば、伊勢奥津から家城まで乗ってきて、その折り返しで伊勢奥津まで戻るという人もいて、1両のワンマン列車はそれなりに座席が埋まる状況となっていました。

通票交換が見られる家城駅でのようす

名松線の魅力のひとつが車窓の変化。列車がすれ違う家城駅を境に、松阪側は平野が続く道程をトコトコ走るのに対して、伊勢奥津側は急曲線と急勾配をグイグイ進んでいくようすが楽しめるという変化が楽しめます。
また、家城駅では駅係員が上下列車の運転士に対して家城ー伊勢奥津間を通行することができる権利を示す「通票(タブレット)」を受け渡す場面を見ることができます。JR東海の路線で日常見られるのはここだけなのだとか。

終点となる伊勢奥津からは美杉エリアを結ぶコミュニティバスが発着していますが、行楽シーズンには臨時路線として名張方面へ向かう三重交通のバスに近づくことができる便も設定されています。詳しくは現地に赴くか、津市のwebページでご確認ください。

また、時期によっては名松線を応援している有志の方々による写真集が無料で配布されており、地域を挙げて名松線を盛り上げている雰囲気も感じ取れます。
名松線を元気にする会のwebページで活動の様子がうかがえます。

11月はじめというのに、昼間はホント暖かすぎました。それでもいい天気でなかなかのハイキング日和になったかもしれませんね。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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