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わがまちご当地入場券回顧録-9

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今回は日高本線特集という展開に。代行バスによる運行が続いており、
鉄路による復旧は厳しい見通し。列車は長らく走っていませんが、
駅やまちはしっかり日常生活を営んでいます。
それでは各駅の概要をまとめておきます。

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【鵡川駅】
勇払郡むかわ町(人口約8,500人)の駅。1913年開業。日高本線の駅。
1986年まで富内線が分岐していた。
市名の由来は「ムカ」、水の湧く地という意味を持つアイヌ語から。
ししゃもとほべつメロンが主産品。2017年に発見された「むかわ竜」の
化石は体長8mを超える大型のもので、2019年9月に
新種の恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」として認定された。
2020年7月現在、列車で到達できるのはここまで。
苫小牧<H18>から普通列車で約30分。
代行バスで静内まで約2時間弱、乗り継いで静内から様似までは
さらに2時間の旅程となる。

★ご当地入場券の発売場所……道の駅「むかわ四季の館」で取扱。
 もしくはカネダイ大野商店でも取扱。
 鵡川駅からは道の駅が徒歩10分、カネダイ大野商店が徒歩5分ほど。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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【日高門別駅】
沙流郡日高町(人口約1.2万人)の駅。1924年開業。日高本線の駅。
町名の由来は日高山脈の麓に存在することから。
日高町と門別町が2006年に合併してできた町。
稲作や畑作とともに畜産も活発。内陸の旧日高町エリアは林業がさかん。
鵡川から代行バスで約45分。

★ご当地入場券の発売場所……日高町役場で取扱。
 役場は日高門別駅からは徒歩数分の距離。
 上記以外にセイコーマート門別緑町店でも取扱がある。
 国道235号線沿いで、日高門別駅から徒歩20分ほど。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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【新冠駅】
新冠郡新冠町(人口約5,500人)の駅。1926年開業。日高本線の駅。
町名の由来は「ニカプ」、ニレの木の皮という意味を持つアイヌ語から。
農業全般がさかんななかで、数多くの競走馬を
輩出していることから馬の育成についても有名。
近年はレコードと音楽によるまちづくりを進めており、
「レ・コード館」には60万枚を超えるレコードが収蔵されている。
静内から代行バスで約11分。日高門別からは約50分の距離。

★ご当地入場券の発売場所……駅舎近接の道の駅
「サラブレッドロード新冠」で取扱。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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【静内駅】
新ひだか町(人口約2.3万人)の駅。1926年開業。日高本線の駅。
駅名の由来は「スッナイ」、祖母の沢の意味を持つアイヌ語から。
主な産業は酪農と競走馬の産出・育成。水産業では昆布の生産がさかん。
内陸へ向けての二十間道路では道路両側に約3,000本の桜が植えられており、開花の時期には多くの観桜客が訪れる。
静内から浦河へは代行バスで約80分。様似へは2時間弱の距離となる。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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【浦河駅】
浦河郡浦河町(人口約1.3万人)の駅。1935年開業。日高本線の駅。
町名の由来は「ウラㇻペッ」、
霧・川の意味を持つアイヌ語からといわれるが、諸説ある。
軽種馬の生産と水産業が中心。サケ、マス、スルメや日高昆布が主産。

★ご当地入場券の発売場所……浦河観光協会で取扱。
 浦河駅から徒歩10分だが、国道235号線そばにあるため、
 並行で走る路線バスを組み合わせると徒歩距離が短くなる。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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【様似駅】
様似郡様似町(人口約4,500人)の駅。1937年開業。日高本線の終着駅。
町名の由来は「サマムニ」、倒れ木という意味を持つアイヌ語から。
砂金採取のために江戸時代の早期から和人が入りこんでいたらしい。
漁業が中心だが、稲作や畑作も行われている。
JRバスの営業所があり、えりも・広尾などへ向かう路線バス(日勝線)と
静内へ向かう代行バスの運行を中心に担当している。
北海道南端の襟裳岬へはJRバスで約1時間。
東側へ抜けると広尾までさらに1時間の道程。

★ご当地入場券の発売場所……きっぷうりばで取扱。
☆購入日、交通手段……9/30。新千歳空港からレンタカー利用。

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