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モロッコ滞在記5 ノマドの住処 20190202

サラーム!皆様、まだまだ、続きますよ。ノマドの住処へ行ってきました。こちらの宿のお手伝いをしているアノアくんが案内してくれました。行き帰り合計6時間、まるで富士山のように瓦礫の中をひたすら歩きます。時折ノマドとロバにひき殺されそうになり、写真を撮らせてもらいつつ。お金ちょうだいって別に写真を撮らなくても言われますが、現地の人によると5dhmで十分との事。日本のお菓子は美味しからキャンディも喜ばれました。冬はお風呂に入れないノマドはホームレスの香りがします。苦笑 ちょっと、あんまり近づけない。ノマドの住処は万年キャンプ状態です。ミントティーが振舞われ、意外にも美味しいのです。瓦礫山に生えているタイムが濃厚な香りを放ちます。道途中とテント内でフランス人の家族と一緒になりました。キャンピングカーで1ヶ月モロッコを回ってるそうで。ノマドの棒切れ爺さん曰く、ミントティーは商売で出しているわけではないにだけど、やっぱり10-20DHMくらいは欲しいとのこと。アノアくんが棒切れ爺さんに頼まれて、アラブ語と英語、フランス語でその旨を紙に書いてあげてました。フランス人家族はチューブゼリーみたいのをノマド子供にあげていたけど、やっぱりお金なわけねーーと思い20DHM渡す。
実際,ノマドの住処を見て思った事。ノマドの方々は20DHM(日本円で240円)を稼ぐのにも苦労しています。なーんか支援するとか、先進国の客寄せでやってる人がいるけれども、日本から集めた数十万円のお金をノマドに渡して何か、どうかなるんですかね?とアノアくんから棒切れ爺さんに質問してもらいました。お金をもらったって話は聞いた事がないそうです。お金ではなく、ラクダやロバ、砂糖などの食料を買い与えてあげる事が即支援に繋がるそうです。じゃ、ラクダでも買ってあげたのかね?防寒具などの物資を届ける事は現地の人は当たり前にやっています。この山登って届ける事が一番大変なんです。ノマドの自立なんて政府規模の話だな。と、よくわかったから私は自分の目に見えるもの以外に支援という名のお金を出すまい!と心に決める。
この洞穴みたいなところがお部屋だそうで、アノアくんは時々来ているらしく、1泊から3泊くらいすると楽しいよ、と勧められました。眠れそうに無いんでお断りしましたけど。夏はサソリ🦂が出るんだって。きっと変な虫みたいのもいるんだろうな。
トイレももちろん青空トイレ。ノマドの男の子がついてくるので、お尻を見せてあげました。笑笑
ノマドの人々は目の色が薄くエキゾチック。ここのノマドの人々は移動せず暮らしていて16年になるそうです。なので、現地の人、ヨーロピアンには結構知られています。行きたい人は別途お問い合わせくださいませ。

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