見出し画像

モロッコ滞在記 8 羊の生贄 201902

サラーム!今日はひつじの屠殺VOL1でございます。赤ちゃんが生まれてから1週間後に盛大なお祝いがありました。ここはホテルなんですが、オーナーさんの自宅でもありますので、そこで開催!となりました。朝からイマム(イスラム教のお坊さん)が来て、お経を唱えますが、仏教と違うのは生贄が要る事。そうひつじ丸ごと、神に捧げるのです。男性はふつうに屠殺と解体作業ができるので、オーナーの義理の兄がメインでやってました。皆さん、ご馳走だーご馳走だーってな感じで嬉しそうに羊を運びます。ここは4階建なのですが、その上の屋上が屠殺場。皆さん、普段は優しいのに、ワイルドに変身します。😅クビを切られた羊の足が何度も動きます。血も飛び散るし、スーパーのパック肉しか見たことがない気弱日本人はクラクラきます。
手慣れた感じで血を屋上の排水溝から流す男たち。
実は首を切る様や羊の足をビデオで撮ろうとしたらiPhoneの電源が落ちてしまうというハプニングが起きました。こういう話はスピ好きにたまりませんが、私は羊の呪いだなんて思いません!羊の生きたいという悲鳴に違いありません。何か電波で感じ取った?死にたい生物はこの世にはいないと思うので。ああ、羊さん成仏してください。次回は仏教徒の国に生まれてください。それでも食べられることはあるかーせつない。足の先っちょに穴を開けてフーッと空気を入れてました。これは皮を剥ぎやすくするためにやってる模様。
ちょっと写真が全部載せられないんで次回に続けますね。
(at Tinghir)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?