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【子育て】年頃女子に小言を言いたくなったら思い出す言葉~『リーダーの仮面』より~#471

おはようございます、tamamioです(^^)子育て中の皆さん、年頃の女子の扱いって、難しいですよね。

今回は、小学校教師として実感した「高学年女子との付き合い方」です。

この記事は、こちらの記事とも関連しています。

1 苦手な部類の小学生はこちら

私は小学校教師です。基本的に小学生はかわいいのですが、そんな中でも苦手な部類の小学生がこちらです。

高学年女子。

もう、私も同じ「女子」ですが、私とは違う種族の生き物のように思えます。分かるのですよ、なんとなく。女子の気持ちは。

不安だし、イライラするし、笑顔で気持ちよく過ごしたいのにそうできない、そんな自分が嫌いで、「自分を持て余している」女子の気持ち。

そして、それを受け止めるのも教師の仕事で。

2 高学年女子とのやりとり・・・

先日、私の担当する「通学団」の班長(高学年女子)に指導した時のことです。

愛知県の小学校では「集団登校・集団下校」をしていて、子ども達は「通学団」という集団で登下校するのです。(このシステム、やめてほしい。)

その通学団で、「並ぶ場所が分からない」という低学年がいました。にもかかわらず、班長(高学年女子)は列を率いて下校しようとします。

私「〇〇ちゃん、この子、並ぶ場所分からないんだけど、指示してあげて」

との私の言葉を、「つーん」と無視。

私「〇〇ちゃん、班長の仕事して」

再度声かけすると、次のような返答がありました。

女「じゃ、通学団名簿ちょうだいよ!」

通学団名簿には並び方が書いてあり、それを見ればわかるので見せて、というのです。

・・・だめだこりゃ。結局私が指示して、その通学団を下校させました。

3 淡々と指摘する。それだけ

その後、このやりとりを、その後何度も反芻しました。「何か私、悪いこと言ったかな」と。

というのも、私は高学年女子の扱いがすっごく苦手で、若い頃はよく反発されていたのです。

そのトラウマが今でも残っていて、「私の”何か”が、彼女らの神経を逆なでするんだろうなぁ」と反省することが習い性のようになっているのです。

「班長の仕事して」という言い方が、キツかったのかもな・・・。と、振り返っていた時、ふっと頭に浮かんだのが、この本でした。

仮面をかぶって、できていない事実を淡々と指摘する。

これです。この意識が足りなかったのです。

「〇〇さん、班長の仕事ができていませんよ」という事実を、感情を入れずに指摘するイメージで良かったのです。

つい感情を入れてしまうのが、私の未熟なところ・・・。

普段は仮面をかぶらなくていいのです。楽しい時とか、ほめる時とかは、仮面はいらない。

でも、悪い点は「仮面」をかぶって、淡々と指摘する。これだけで良かったのですよね~。

感情を入れて「注意する」のを常にしていたので、こっちも疲弊して、つい見逃してしまうこともあり、それが不信感につながり・・・と、悪循環に陥る時もありました。

仮面をかぶって、できていない事実を淡々と指摘する。

これを肝に銘じて、今日も頑張ろうと思いました!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
今日も素敵な一日を!

私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。