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【仕事】小学校教師にとっての「一人前」とは?~こうも違う、1年担任と6年担任の一人前~#384

おはようございます、tamamioです(^^)皆さんにとって「一人前」とは、どんな状態を想像されますか?

成人を迎えたら一人前?自立できたら一人前?春から社会人になる方は「一人前の社会人」とは?

このように、立場やその人によって、「一人前」の定義は変わります。

今回は、小学校教師にとっての「一人前」について発信します。

1 春休みは「黄金の三日間」準備

私は小学校教師です。春休みは、教師にとって一番忙しい時期です。理由は簡単で、旧学級の後始末と新学級の準備があるからです。

特に、私たちTOSS教師は、この4月当初の時期を何より大事にしています。TOSS最高顧問・向山洋一氏の造語に「黄金の三日間」という言葉があります。

「黄金の三日間」とは、始業式からの3日間のことです。この3日間を成功させ、学級を軌道に乗せることに、私たちは全エネルギーを傾けるのです。

このように、分刻みでスケジュールを作ったりもします。

2 1年担任→6年担任。よくあります

とはいえ、新しい学年・学級が決まらない事には、準備の仕様もありません。これまでの私の勤務校では、修了式の日に新しい学年・学級を教えてもらっていました。

今年も例年通り、新学年発表が修了式の午後にありました。

その発表で、私・tamamioは、6年生担任になりました。1年生担任から6年生担任に。こういうこと、小学校教師ならよくあることです。

3 学年でこうも違う、「一人前の担任」とは

早速、これを読んで黄金の三日間の準備に入ります。

六年生は(中略)学校全体の動きの中心になるのだ。この仕事がきちんとできてこそ、一人前の六年担任である。

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「一人前」。この言葉、ここでも聞きました。

卒業生を送り出すあの感激とともに、一年生が見せてくれる人間としての素晴らしさを味わってこそ一人前であると、私も断言できるようになった。

p4

この一年、「人間としての素晴らしさ」は、たくさん味わわせてもらいました。今度は「学校全体の動きの中心になる」番です!

4 学校全体を視野に「一人前」と言えるように

6年生は3学級。私は主任ではありません。主任は同期の女子(と言っても、互いにアラフォー)。

育休復帰してから、主に低学年を担任していた私と違い、育休復帰後も高学年を担任し続けている「大先輩」です。

クラスのことも行い、学校全体のことにも率先して取り組んでいかねばならない。

p5

まさに、こんな子なのです。この一年、たくさん勉強させてもらいます!次の一年が終わった時、「少しは一人前になったかな」と思えるように。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

今日も素敵な一日を!



私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。