【漫画】心のふるさと・その理由5~時を超えても通じるセンス・テンポ『うる星やつら』〜517
おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、ご自分の「心のふるさと」といえる漫画ってありますか?
今回は、私・tamamioの「心のふるさと」の漫画をご紹介します。
私の「心のふるさと」は、コレ!
★『うる星やつら』★
私が小学生だった頃、リアルタイムで連載していて。まず先に幼馴染がハマり、そして私に伝播し、2人してハマりました!
今、アニメでやってますね。子どもたちが目ざとく見つけ、私も「あ~、懐かしい~!」ってなって、そして全巻購入しました。
もちろんメルカリで!!
1~34巻まで全部揃えて、読み返して、改めて「やっぱりこれ、面白い!」と再確認しました。
では、何が面白いのか。以下、ご紹介します。
その1 誰をとってもスーパーヒーロー
要するに「キャラが立ってる」ということですが、この販促キャッチコピーを見た時、「あ、確かに!」と幼心に納得しました。
まず、女の子。女の子は、基本的に全員きれい・かわいい。そしてなぜか「強い」。
それプラスαの個性があるのです!例えば、
・・・みたいな。
強くなくても、面堂了子のように、異常な兄愛&サイコパスみたいな人もいます。
もちろん、メンズも女好きの諸星あたるはじめ、愛すべき変態がたくさんで、まさに「誰をとってもスーパーヒーロー」!
その2 ギャグのリズムとテンポ
リアルタイムで読んでた時は、全然気が付かなかったのですが、『うる星~』はギャグマンガです。
そのギャグの、リズムとテンポがもう秀逸!!初版から40年経った現在でも、まだまだ通用する面白さ!
息子(小6)なんて、声を上げてゲラゲラ笑ってます!!
その3 確かな画力!かわいい、キモイ・怖い
これはプロの漫画家さんなので、当然と言えば当然なのですが、絵がかわいい!
美男・美女はもちろん、出てくる小動物が、ホントカワイイ!!
まずは、キツネ。この子はしのぶさんに一目ぼれします。この姿、キュンキュンしますね!!
そうだ!しのぶさんは、人間以外の生物に異様にモテるのでした!!やっぱ縁遠い・・・。
あとは、動物ではないですが、ラムちゃんのいとこ・テンちゃん。
このフォルム、丸さ、カワイイ・・・。
このように、可愛らしさを表現する一方、気持ち悪さ・醜さも「これでもかっ!」というくらいの画力で迫ります。
もう、必要以上に、気持ち悪い・怖い。
その4 独創的な小ネタ、効果音
さらに、効果音が独創的。以下、ご覧ください。
「どんがらがっしゃーん」とか「ちゅどーん」って、この漫画でしか見たことないかも・・・。
同時に、上の2枚の指先にも注目してください。
殴る・蹴る・電撃等の衝撃、驚いた時には、いつも、この指。よく考えるなぁ、こんなこと。
さらには、こんな小ネタも。
こういうことができる、高橋留美子さん。こんな人を「天才」っていうんでしょうね。マジリスペクト。
その5 幼馴染との思い出
・・・本当は「その4」で終わろうと思ったのです。でも、書いていて発見しました。
「心の故郷」なのは、幼馴染との思い出も一緒にあるからなんだな、と。
ページを開くと、記憶が甦るのです。幼馴染の家までの道、部屋、飼い猫、声優ごっこ、ケンカ等など・・・。
絵が本当に上手で、私も周囲の友達も、「幼馴染は漫画家になるんだ」と信じて疑いませんでした。
もちろん、彼女は漫画家にはならず、彼女は地元にいて。私は年に数回の帰省の時に、彼女の散歩に付き合うくらいの仲。
でも、ずっと交流がなくても、会うと昔のようになるので不思議。
いいよね、幼馴染って。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!しばらく『うる星やつら』にハマるんだろうと思います。
皆さんの「心の故郷」と言える漫画についても、教えていただけると嬉しいです(^^)
では、今日も素敵な一日を!
私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。