【子育て】息子の発言に「ドキッ」とした話~人は死んだらどうなるの?~#279
おはようございます、tamamioです(^^)子育て中の皆さん、お子さんの発言にドキッとしたことはありますか?それは、ありますよね!
今の時期なら「サンタさんは本当にいるの?」、「パパとママはどうやって出会ったの?」、そして「子どもはどうやって生まれるの?」などなど。
ちなみに、このようなお子さんの質問には、「ちゃんと」本当のことを伝えたほうがいいそうです。この話題についても、後日発信します(^^)
1 息子が「夜、眠れない」理由
先日から小5の息子が「夜、怖いことを考えちゃって眠れない」と言い出しました。
ああ、分かる。夜に考え事をすると、悪い方、悪い方へと考えが進んでしまいますよね。そして、一人で考えるのも良くない。想像で、不安や恐怖がどんどんふくらんでしまいますよね。
息子には「夜に考え事をすると、悪い方に考えちゃうから、あんまり考えない方がいいよ。次の休みは何しようかな、とか、クリスマスは、とか、楽しいこと考えたら?」と伝えました。
息子ももう5年生。いつまでも、子どもだと思っていたのですが、いろいろ考えるようになったんだなぁ、とちょっと驚きました。
とはいえ、まだ子ども部屋で寝れないのですが(^^)
2 初めて世界観をリアルに感じた?
息子は本が好きで、最近は『ブラック・ジャック』とか『鉄腕アトム』とか、手塚治虫先生の漫画をよく図書館から借りています。
先日は、なんと『ブッダ』を借りてきました。おお、『ブッダ』!私でさえ、まだ読んだことがないのに!
1巻を読んだところで、息子が「『ブッダ』はまだ、自分には早かった」と感想を伝えてくれました。きっと、怖かったのですよね。
私も読んだことがないので分かりませんが、きっと「人生の深淵」や「人間の業」みたいなのが、真に迫ってきたのだと思います。
『火の鳥』や『ブラック・ジャック』、そして『アドルフに告ぐ』など、平気で読んでいる息子なのですが・・・。もしかしたら、息子は『ブッダ』で初めて、作品の世界観をリアルに感じ取れたのかもしれません。
『アドルフに告ぐ』のどこにも逃げ場がない感じや、『火の鳥・宇宙編』のものすごい孤独とか、「怖い」ポイントはたくさんあったはずなのに。きっとそれを感じ取るには、息子はまだ幼かったのでしょう。
そう思うと、成長したのかな?とも感じました。「ちょっと疲れたから、しばらく平和な絵本でも読む」と、その日はノンタンを読んだ息子でした(^^)
3 考える息子「人は死んだらどうなるの?」
そして昨日、息子が「また悪いこと考えちゃった」と言いました。悪いこと?なんだろう?何を考えたのか、気になって話を聞いてみることにしました。
「人は死んだらどうなるの?」
おおっ!そんな、今地球上にいる人の、誰も経験したことがないことを!どうなるの?なんて、誰も知らない。やはり『ブッダ』・・・。
「わからないねぇ~。『火の鳥』では生まれ変わるし、『鬼滅』では天国と地獄があるし(その後転生)。それは誰も死んで戻ってきて報告した人がいないから、分からないよねぇ」
「それは、考える人の数だけ答えがあるよ。母さんは、生まれ変わるといいなぁと思うけど、どうかなぁ。息子はどう思う?」
息子に聞いてみました。生まれ変わるといいですが、息子が困難に直面した時「生まれ変わりを期待して・・・」と人生を閉じる道を選ぶのはちょっと。
「僕は死んだあと、神様に『もう一度生まれ変わりたいか、もう生まれ変わらなくていいか』、聞かれると思う」と言いました。何かの漫画で読んだそうです。
ちなみに実母は「死んだら土になる」と言っていました。確かに。
4 死について考えることは、生について考えること
そうかもしれません。そうでないかもしれません。いずれにしても、今の人生を大切に生きてほしい。そう思います。
死について考えることは、生について考えること。生物は、一日一日と死に向かって進んでいます。
死ぬまでの間、精一杯その人に与えられた能力で、与えられた役割を全うしたその時には、神様に「生まれ変わりたいか?」と聞いてもらえるかもしれませんね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!子どもって、いいですよねぇ。考える時間があって。大人は毎日バタバタして。でも、私もこういう日を通ってきたなぁ。息子の成長を感じた数日間でした。
では、今日も素敵な一日を!ありがとうございました!
私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。