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想像力を鍛えよう!楽しみを持続させるには訓練も必要だ!!

私は小説を読むのが好きです。現在は、好きでしたという方が正しいかもしれません。文章を読むとき、集中力が続かず文字を読むのが苦痛なのです。

本を読むのが大好きだった小学生〜高校生

小学生の時は、毎日本を読んでいました。朝の読書タイム、休み時間、放課後。本当に本が好きで、絵本、伝記、児童書、教科書、国語辞典なんでも読んでいました。母に図書館に連れて行ってもらい上限いっぱいの本を借り、読み終わるとまた借りるを繰り返していました。学校でも図書室が私の居場所でした。長期休暇に入る前には、図書室で借りられる上限が増えるので、借りられるだけ借りて休みの間中本を読んでいました。
高校生になると電車通学になり往復で一冊読み切ることもありました。
自分のお小遣いから出した本を読むのが楽しみで、本屋から出たら今すぐ読みたい、どんな物語が書かれているのだろうとワクワクが止められなくて、自宅に帰ってからも上着を脱ぐのを忘れて本を開く生活をしていました。

本が読めないと絶望した闘病生活

社会人1年目にうつ病を体験しました。初めはテレビの音がうるさく感じてテレビが見れないという状態から、だんだんと回復してきた時に感じた異変が小説が読めないでした。一文字一文字認識するのに時間がかかり、一行読むのがやっと。読み進めているうちにどこまで読んだかわからなくなり、頭が痛くなってきて集中力が続かないから読むのをやめてしまうその繰り返しでした。

現在

小説を読むことができるようになりましたが、集中力が続かない。読んでいても面白いと思えず、本の内容が頭に入ってこないので敬遠がち。ただ、本屋に行くのが好きなので、小説を買ってはそのまま本棚に並べて放置。といった状態です。

本を読みたい気持ちはあるのに、本が読めない状態、楽しいと思えない状態を変えたいと思っていた所にある記事を見つけました。
フリーアナウンサー・朗読アーティスト 福島可南子さんの記事にヒントがありました。

今すべきは、
『文章を想像しながら頭を使って声に出すこと!』
それが
1ヶ月後、1年後の未来を作ります。

今こそ、声を表現を

福島可南子さんが、記事に書かれた趣旨とは外れてしまうかもしれません。けれど、文章を読み上げるように小説を読むとすんなりと内容が頭に入ってきて、楽に文章が読めました。何よりリズムがついて感情がのり、次はどんなことが起きるのだろうと想像しながら読むことができました。久しぶりにすごく楽しい時間でした。

振り返ってみるとうつ病になった私の文章の読み方は、文章を追う読み方で、書かれている文字を認識するのに労力を使い、流れに乗ることができず疲れ果ててしまっていたのだと思います。
黙読だけど、音読に近い感覚で文章を読むと物語の世界が楽しめるという発見ができた良い体験になりました。

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