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不妊治療のお金、こころ、仕事など、あれこれ【前編】

この記事を読んで下さっている貴方は
不妊治療について何かしらご興味がある方だと思いますが
それぞれの立場によって捉え方も違うと思います。

今回は、
私が約3年前に
体外受精で1人目を妊娠し
出産するまでのお話を
徒然なるままに書いてゆこうと思います。

1,不妊治療を受けるまで

当時、私は20代後半。
フルタイムの営業職に従事し
結婚2年目でした。

子供は近い将来欲しい。
でも、自然に出来るのが1番だよな〜と
思っていましたが、
もともと婦人系の持病があり、
生理痛が酷い時には
救急搬送される程のレベルでした。

重い腰を上げて、近くの婦人科を受診。
そこで医師から衝撃的な一言が、、、

「貴方のホルモンの値は
更年期のおばさんレベルよ〜」


3年以上前なので、
実際は
こんな酷い物の言い方ではなかったかもしれませんが
当時の私にとっては、とても衝撃的だったので
時が流れた今でも
少々デフォルメされた形で
脳内の引き出しに仕舞われています。。。

地元の婦人科から紹介された
不妊治療専門のクリニックに受診する事を決めた私は
同時進行で
結婚式の予定も進めていました。

2,不妊治療専門クリニック

ここでは、まず
不妊となっている原因が何かを
夫婦ともども
検査される事から始まります。

基礎知識が全くない状態で、初診を受けた私は
すぐにでも治療してくれるものだと思っていたので
検査の嵐に、多少は辟易していました。

検査結果を聞きに行った日に
担当医から
「人工受精、体外受精」のワードが出ました。

貴方は、まだ若い方だから
早めにステップアップすれば
早く結果がでるよ、必ず結果を出しますと。

結婚式の前に、卵を取っておきましょうか?
とも言われました。

「卵って、
そんな簡単に取れるもんなのか⁈」
と、思ったと同時に
なんだかグイグイくる、この女医さんに
一抹の不安を感じ

一先ずは結婚式まで保留することに。

3,結婚式を終え、不妊治療へ

さてさて、結婚式とハネムーンを終えて
いよいよ不妊治療に本腰をいれるぞ〜と
自分を奮い立たせました。

不妊治療って
出口の見えないトンネルです。

一度、治療をスタートすると
経済的、心理的に
ツライ期間が続きました。

4,不妊治療がツライ理由

フルタイムで仕事をしながら
同時に治療を進めていた私。

治療において、ツライ理由
その①
「ホルモンの値に予定を変動させられる」
→仕事をしながら治療をしていると
 治療優先の予定になりがちで
 仕事の目処が立てにくかった。
 明日、再診してください、
 なんて言われたりすることも。

その②
「治療費がかさみ、請求額の桁に毎回驚く」
→助成金がありますが、申請には条件があり
 助成金の制限もあります。
 私が通っていたクリニックは
 クレジット払いが出来たので、
 ポイントがザクザク溜まりました
💦

その③
「子連れ家族、妊婦を見るのがツライ」
→親しい友達の、懐妊メッセージなんかも
 素直に祝福できず、、、

その④
「妻側の負担が大きい」
→私の場合は、不妊原因が私にあったので 
 受診や、処方された内服薬の継続、
 慣れない皮下注射をする日々などは
 ストレスでした。

マイナス面ばかりで
これから不妊治療を受けようと
思っている方が読んだら
気を悪くされるかもしれませんよね😭💦

次回は、
不妊治療を受けて良かった点も
考察していきますね。

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