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#050 Notte Biancaでオペレッタを見た話

こんにちは、マルタのタマルです。
記念すべき50本目のポストはマルタの大きなイベントの一つ、Notte Biancaについて書きたいと思います!


Notte Biancaとは?

Notte Biancaとは、毎年10月の第一土曜日に行われるお祭りです。「白い夜」という意味を持つこのイベントは、その名の通り夜に行われ、美術やダンス、音楽などなど、さまざまなタイプのアートが一気に集結・パフォーマンスが行われます。

マルタに来る前からこのイベントについてはチェックしていて、楽しみにしていました。が、マルタの「イベント」の雰囲気がどんなものか、ノリがわかってきていた私は、まあそんなに焦ることもないか、と、夜8:30ごろバレッタに向かうことにしました。

人・人・人!!

バレッタにつくと、バス停付近からすでに人溜まりがえげつないことになってました。それもそのはず、トリトンの噴水の近くでも2-3パフォーマンスが(しかも同時に!)行われていたからです。

ゲート前のマーチング!楽器が光ってます(物理)
設られたゲートを潜るにも一苦労

サイトを見て貰えばわかるのですが、とにかくとんでもない量のパフォーマンスが一気に行われるのでそれはそうなります!

イベント会場を示すピンの量がえげつない
あらゆる場所にある特設ステージ
これは前日設営?リハ?の様子

さきに調べておけよ!案件ですが、一つ後悔したことがありました。それは、「一晩中」とはいえパフォーマンスの多くが19:00ごろに集結していたこと。
もう少し早くいけば、もっと満喫できたかもしれません。

あらゆる場所が無料で入れる

以前紹介したCathedralは入場料€16と、円安のこの時代では決して安くないフィーが取られるのですが、この日ばかりは無料です。

ショートガイドツアー付き

ここに限らずあらゆる美術館も無料。さらには、普段は開放されていない首相官邸なども入れました。

職員さんや衛兵さんがたくさん
中の設えもかっこいい!

オペレッタ鑑賞

1時間ほどVallettaをぐるぐるとしたのち、22:00からオペレッタが見られる場所があったのでそちらに移動。中心街から少し奥に入ったところで、そこまでくると人はまばらでした。

たどり着いた場所は芸術系全般のスクールのようで、オペレッタの前にはピアノの演奏に合わせてドローイングするパフォーマンスも見られました。

画材が潤沢に使えるっていいなあ

オペレッタを見るのは初めてでしたが、日本で歌の先生にお世話になっていたこともあって、歌曲をまったく聴いたことがないわけではありませんでした。
ピアノ・バイオリン・チェロの三重奏にソプラノ歌手とストーリー回しの方の合計5人。少しストーリー仕立てにはしてありましたが、作曲家もバラバラで有名な、盛り上がる(?)曲を1時間かけて演奏していました。

演奏前の準備段階ですが…

こっちにきてから音楽は全く手をつけてないけど、聴くとやっぱりやりたくなりますねえ!
これらが無料で聴けるなんて最高!Notte Biancaありがとう!!

そんなわけで

まるっと張り付きでめちゃくちゃ楽しみました!って感じではなかったけれど、1人でゆるゆる回るのでも十分味わえる、そんなイベントでした。もう少し早く行って戦争博物館とかもじっくり見ればよかったな、とは思いつつ、それは別の機会に。

ではでは、また次の記事で!

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