#046 コミノ島は泳いでナンボな話
こんにちは、マルタのタマルです。
今日は、マルタといえば!の海があるコミノ島のお話です。
6月末、コミノ初上陸
来マル(タ)してから、コミノ島にはずーっと行きたいと思っていましたが、なかなか機会がなく行く日がありませんでした。
コミノ島の景色は、マルタが紹介される時に必ず使われるビューで、船が空中に浮いているように見えるほど透き通った海で有名。夏はとにかく人でごった返します。
観光客が爆増する7月に入る前にどうしても行きたいなあと思っていたので、コンディション的に海に入れはしなさそうだったにも関わらず6月末の祝日にコミノ島へ行くことにしました。
行き方は、ゴゾ島にいくときと同じです。
上陸前に、いくつかのcaveの近くを通ります。マルタ滞在日数が少ないなら、Blue Grottoを訪れるよりこちらに来たほうがお得かなーという気がします。
初上陸したコミノ島は、写真と違わぬ海を擁していました!
ただ……到着したら、おしまいです!港付近の海でただ泳ぐのみ!で、歩いて回るスポットは特にありません。うーん、水着なしで来る場所じゃないな!?!?
それもちょっと悔しいので、歩いて20分ぐらいにある別の港にも行ってみました。足だけちゃぽんと海に差し入れましたが…、いや、やっぱ泳ぎたいなあ!!
8月、ツアーでリベンジ!
8月中旬、日本から大学の友人がマルタに遊びに来ました。ゴゾとコミノを効率よく回りたかったので、€40/personのツアーを頼むことに。朝10:00にSliemaから出発するのもちょうどよかった(彼女たちはSliemaに滞在していたので)。
まずはゴゾからスタートして、コミノに着いたのは16:00頃だったと思います。ハイシーズンもハイシーズン、コミノ島は本当に人でごった返していました。
観光フェリーは港にはつけず、岩場の近くで錨をおろしました。船から海へと降りられるのですが…、そこから降りると、とても足がつく場所ではない海へと降ろされます。笑
近くに岩場もあるのですが、足の感触はあまりよくないし、普段は凪いでいる海がちょっと荒ぶると、普通に体を岩に打ち付けられるので怪我もあります。正直この状況は予定してなくてナメてた!それでも、見渡す限り美しい海で泳ぐのは最高です。ただぽけーっと浮かんで太陽を浴びるだけでももちろんよいし、ゴーグルをつけて潜れば魚も見えます。
船からウォータースライダー(正直、かなりちゃちな作り)でコミノの海にダイブできます。ダイブそのものより、鼻に塩水が入るのが大変です!
大トラブル発生、ウニの乱
さて、そこまではよかったのですが!
一旦安定した呼吸のために足のつける岩場に近寄った時のことでした。先ほどいった「波」が我々を襲い、その際わたしは手のひらを岩に擦り付けて切り、なんと友人は足にウニの棘が刺さりました。しかも1,2本とかではなく、目視できるだけでも7-8本ぐらいは刺さっていました。
ここからはもう海どころではなく、とにかく船に戻り、トゲ抜きチャレンジなのですが、なかなか思うように抜けません。
調べたところによると、ウニの棘は細くて壊れやすく足に残りやすいこと、ウニの種類によっては棘が釣り針のような形をしていて抜けにくいことなどを知りました。
クルーや観光客が友達を心配して、ピンセットでトゲ抜きをトライしてくれたり、薬を持ってきてくれたり、励ましてくれたりして(「今どれだけ汚い言葉で叫んでも大丈夫よ!私たちは日本語がわからないから」と言われたのがちょっとおもしろかった)、「どんだけ優しいんだ……」と勝手に感動していました。
その後、マルタに住む友人の力を借りて病院に行き、麻酔を打ちながらトゲ抜きトライをしたがうまくいかず……、そして、おそらく私は病院での待ち時間にコロナウイルスをもらってしまったのでした。笑
いやあ、いろいろ起こるなあ。
マルティーズに聞いたら、その人もウニに刺されたことがあるというし、よくあることなのかもしれません。でも、再び海を見てみたときは、クラゲは見えたけどウニはいなかったような……一粒万倍のアンラッキーを引いてしまったのかもしれません。
語学学校の友達も、「ツアーではなく普通の港近くの海は安全」と言っていたし、逆にツアーじゃないほうが良かったかも!?
マルタの海での遊び方
トラブルの話になってしまったけれど、話を戻し。
マルタ島にはたくさんのビーチがありますが、更衣室やシャワーなんてものは存在しません。なので、海で遊びたい時は必ず水着をあらかじめ着ていきましょう!
また、コミノには貴重品ロッカーがあるんだけど、少し歩いた先にありますしやや高いので、防水のスマホケースにクレカとかも入れながら遊ぶ方がいいですね。
それから、ウニに刺されないためにも笑、アクアシューズはあったほうがいいですね!砂浜のビーチでも、先に行くまでに岩場があったりすることもありますし。
Sliemaの露店で€10にて売ってました。スポーツ用品店ならもう少し安くてかっこいいのもあるかも。
そんなわけで
マルタには欠かせないコミノの海のお話でした!トラブルの話をしてしまいましたが、海は見たことのないほど美しいのでぜひぜひ訪れてみてくださいね :)
それではまた次の記事で!
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