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#064 万人が「よい」というヴェネツィアはやっぱり「よい」話(イタリア旅行記その1)

こんにちは、マルタのタマルです。今回から、両親と11月下旬に1週間かけて行ったイタリア旅行記をしたためたいと思います。イタリア初心者にぴったりの旅程となっておりますので、もしよろしければお付き合いください~


15:00 トレヴィーソ空港着!市内へ

マルタからヴェネツィアまでは2時間以内。朝の飛行機にのれば、お昼につきます。パスポートコントロールもないから、本当に手軽にいけます。
空港からはバスに乗って移動しましたが(バスの故障だとかで、ここで1時間ぐらい待たされました…あるある)、ヴェネツィア本島にわたる大きな橋がまずもう最高!

バス内からの景色。右も左も!ウユニ塩湖みたいになってるよ!!

駅につくと、そこからホテルまでは水上バスで移動。雨の日だと、ところどころ水たまりになったりあれやこれや大変……という話を聞いていたのですが、なんとか雨はふらず天気がもってくれたのでそこまで苦労もなかったです。キャリーケースを引いていたので、いちいち移動は大変でしたが。笑

水上バスから見たリアルト橋。橋から徒歩5分ぐらいのホテルでした

15:30 San Salvador

宿から近かったので、サン・サルバドール教会に入ってみました。街角の一角に突然あらわれる大きな教会。マルタの聖ヨハネ大聖堂でもおなじみのティッツィアーノの絵が飾られています。

いつも思うけど、教会大きすぎてファサードが全然うまくとれません
ドームがいくつもある教会でした

16:00 Piazza San Marco

リアルト橋からサンマルコ広場へ歩いていくときは、細~い小道を歩きます。飲食店や謝肉祭の仮面のお店(!)など、いろんなお店が所狭しと引きめき合っていて楽しいです。

何本か道があるんだけど、どこもこれぐらいの細さ。
圧巻!このお牛(?)の仮面、被ったらめっちゃ重そう~

たどり着いた広場は、これぞヨーロッパの広場!という感じ。かつてナポレオンが「ヨーロッパで最も美しい広場」と称したとか。

広場を取り囲むのは国立博物館。とても画角に収まらないよ!
正面にはSaint Mark's Basilicaが
大鐘楼もあります。でっかい!!

見どころがこの広場にぎゅっと集まっていますが、着いたときはすでに16時だったこともあって、この日は中に入ることを諦めました。翌日のお楽しみです。

16:30 ゴンドラに乗る

ヴェネツィアにきてゴンドラに乗らないなんてことはないでしょう!というミーハー心で(笑)貸し切りのゴンドラへ。インターネットで見た情報より値段は高かったのですが…、特に文句は言わずに乗り込みました。というのも、コロナ明けでどこもかしこも値段が上がっているようだったのでね。

夕日とゴンドラ……絵画のようなシチュエーション!

ただ……、結構な大金を払ってまわるには、「む?」という内容でした。というのも、私達のゴンドラを操っていた漕ぎ手の方が、すぐ後ろをゆくゴンドラの漕ぎ手と終始ベラべラ話していて、情緒もへったくれもなく…ちょっと残念でした。もちろん人生の経験としてはよかったけど、もう乗らなくていいかなぁ~。正直、漕ぎ出し(上の写真)が一番よい瞬間でした。笑

ただ、夕暮れ時に乗ったのは大正解でした。ヴェネツィアの街並みと夕日、合わないはずもなく…!ゴンドラから降りてからも、しばらく写真を撮る手が止まりませんでした!

ブルグミュラーの「舟歌」が脳内で再生されていました
水上バスの停泊所と夕陽!

いや~、正直ね。ヴェネツィアってみんなが「いい!」って言いすぎていて、天邪鬼の私としては「そんなにいいわけないでしょ!」と思っていたんですが……やっぱり万人が「いい」というものは、「いい」んですね……。笑
水の都と夕焼けにうっとりしてしまいました。

17:30 ディナー

両親といると夕ご飯はだいたいこの時間ぐらいになります。リアルト橋のあたりまでもどってうろうろ探すこと数十分。当初行きたかったところではないのですが、結果的に大当たりなレストランに入ることができました!

めっちゃおいしかったペスカトーレ
両親といるとやっぱり食事が豪華だなあ

こちらが日本人だとわかると、店員さんもいくつか日本語で接客してくれたりと、なにかとよくしてくださいました。また、この日実は私の誕生日だったのですが、これをきいていたようでサプライズで(特に頼んでもいないのに!)デザートをくれました。わーい!

30をこえてもずっと誕生日がうれしい幸せ者

というわけで

はやくもヴェネツィア最高!!!となったイタリア旅行初日でした。笑
サン・マルコ寺院や、近くの島々をまわった話はまた次の記事で。

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