母とわたしのブロック②
引き続き過去のブログから。
この記事は2015年9月に書いたもの。
ブロック解除をするにあたって必ずぶつかるのが「両親」のブロック
子ども時代にいちばん近くにいて良い意味でも悪い意味でも
一番影響を受けるのが親の存在です
ここを通らずして自分と向き合うなんてことは不可能に近いと思います
そんなわけで、過去にわたしが母親とのブロックについて、過去のブログからの振り返りです。
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2015年9月のブログ
わたしは結婚して6年になります
ですが、実はまだ両親にこの結婚を認めてもらっていません
結婚する前は旦那さんは仕事をしていなかったので
無理もありません
~中略~
自分と向き合っていくうちに
もう、母親のために生きたくない
母親がすすめた仕事ではなく
自分自身がほんとうにやりたいって思うことで生きていきたい
そう思うようになりました
結婚して2~3年はほんとうに母の怒りはすごくて電話がかかってくるたびにわたしは泣いて泣いて泣いて泣いて・・・・
ほんとうにぼろぼろでした
旦那さんが正社員の仕事が決まってからは、母も少し落ち着いてきていて旦那さんのことについてはふれようともしませんし、避けてはいますが、わたしと母は普通の話ができるようになりました
「認める」っていう確かな答えをもらえなくても
徐々に会ったり話ができたらいいな
そんなふうに思っていました
そして、今年のお盆の帰省で母方の親戚で集まることになりました
わたしは結婚したことも内緒にさせられていたので
もう嘘はつきたくないから、結婚したことを話してもいいなら集まりに参加する
と母に話すと、「好きにすれば」と答えが返ってきたので
もう、嘘はつかなくていいんだ!話してもいいんだ!と喜んで帰省しました
お盆に実家に帰って、母方の親戚の集まりに参加して、結婚していたこと、相手は障害者で車椅子であること、全部話しました
親戚一同はみんな応援してくれて、結婚を喜んでもらえました
ですが次の日…
親戚一同に話したことで母の怒りは大爆発!(´д`|||)
母の名誉のためにも詳しくは書きませんが
かなーーーーーーーりひどく言われました。
わたしはもう認めてもらうことを望んでいたつもりはなかったし、母のことは自分のなかで解決した、整理できたものだと思っていました
でも、ものすごくショックを受けている自分に気づき
わたしはまだ母に認めてもらおうとしてたんだ
わたしはまだ母の愛情を求めていたんだ
と、愕然としました
そして、もう一生解り合えることはないんだなと実感しました
わたしに対して言った言葉は、正直理解不能です
でも母の真意はそこにない
母の怒りは別のところにある
そのこともよくわかりました
そして子どもにとって母親っていう存在はほんとうに大きい
どんなに腹立たしくても、やっぱり母親
憎めないんですよね
そして、与えられなかった、もしくは子どもが求めていた形で与えてもらえなかった愛情はいつまでも求めてしまう
たぶん、母にとっては母なりの愛情表現でわたしを愛していてくれてるんです
頭ではわかっていても、潜在意識のわたし、インナーチャイルドは寂しくて、愛してほしくて、認めてほしくて、求めてしまう
そんな自分に嫌気がさしてしまいます
旦那さんがくれる愛情と
求める母親の愛情は悲しいかな別物なんですよね…
そして母も傷ついたインナーチャイルドを抱えているんだな、と改めて感じました
母は三姉妹の長女です
母の母、わたしからみると祖母ですが、祖母はいつも小姑に悩まされてきました
祖母はいとこ同士の結婚だったため、離婚することも、愚痴をこぼすこともできませんでした
いつも耐えて耐えて
祖母は母にはときどき愚痴をこぼしてたそうです
それ以外は文句ひとつ言わずひたすら耐えて、必死に頑張ってきた人だったそうです
そういう時代だったといえばそうなのですが
母はそんな祖母をいつも側で見ていたし、長女ということから、祖母に甘えられなかったんだと思います
そして、母は幼少期に病気で視力が弱く、少しハンデがあったこともあって、人よりできない、ダメな子、みたいな思い込みもあり
姉妹に比べて自分だけ何も取り柄がない、ダメな子という劣等感を幼少期から大人になってもずっともっているようです
そして、それは自分だけじゃなく、祖母も祖父も、母のことをダメな子だと思っているに違いない、と母は思い込みます
祖母はそんなことは一言も言わなかったそうですが、「言わないからこそそう思ってるはず、だって私は母(祖母)の側にいつもいたから、私にはわかる」と母は言います
そして次第にその思いは劣等感のカタマリとなり、姉妹に対して「妬み」「ひがみ」となります
叔母たちもなにもなく幸せだったわけではありません。
いろいろな苦労があったのも知っています。
でも、母にはそんな姉妹の苦労は関係なく、祖母に愛され認めてもらえている(と母は思っている)ことが、何よりも羨ましかったんじゃないかと思います
わたしや兄が産まれてから、わたしたちにかける期待がとても大きかった
立派な子を育てたら自分も認められる
そんな気持ちだったんじゃないかと思います
その期待がわたしには重たかったしうっとおしかった
ちょっとでも道からそれそうになると、オロオロして、いつも「おばあちゃんに知れたらどうしよう、なんて言えばいいの」と言っていました
母は祖母に認めてほしくて、愛されたくて、わたしではなく、祖母をみていたのです
母はよくこう言います
「誰もわたしの気持ちなんてわからない」
その孤独感は今のわたしならわかります
今まではわからなかったし、わたしも母の愛情を求めてきた
母は向き合うことから逃げてきたのです
祖母ともわたしとも自分とも
たぶん怖いから
自分の考え方次第で人生は良くも悪くもなる
それを認めてしまったら自分の考え方が悪いことになる
だからずっと誰かのせいにしていたいのだと思います
そして、何十年も抑圧された感情が今になって爆発しているのです
「認められたいの、愛されたいの」
そんな心の底の声が聞こえてきます
母は祖母に愛されたい、認められたいと祖母を求めているのです
もしかしたら祖母も…永遠に続くループです
もう、わたしの代で終わらせる
わたしが母が変わることを望んでるうちはきっと何も変わらない
わたしが変われば、まわりが変化していくはずです
結局、自分にしか変えられないのです
母への執着を手放します
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この頃はまだブログにはブロック解除のことは書いてないんですけど、たぶんこの頃くらいに、ブロック解除のことを知ったんだと思います。
ブロック解除では、わたしの愛されたかった願望を満たすため、幼少期のわたしが母にしてほしかったことをイメージワークのなかでやっていきます。
だけど、結局母も同じように祖母に愛されたかったので、母の愛されたい、認められたい想いを満たします。
あんまり覚えてないけど、母の想いを満たすのに相当手こずったことだけは覚えています(笑)
これはわたしと母だけの話ではなく、多くの人が抱えているブロックだと思います。
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