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仲良しの呪い

久しぶりに知人と3人でランチ会へ。


美味しくてオシャレなランチに他愛ないおしゃべり。
妊娠中から中々行けてなかったので、すごく嬉しくて楽しい時間を過ごすことができた。


小さな頃から
「お友達に仲良くしてもらえてよかったね」
と親から言葉をかけられていた。

そう、友達とは「仲良くしてくれる」ものだと思っていた。


ある時友人に
「仲良くしてくれてありがとう」
と伝えたら、怪訝な表情をされた。

なんでそんな変なこと言うの?と。

『友達同士で「仲良くしてあげる」とか「してくれる」っておかしくない?』


言われるまで気づかなかった。

友達は仲良く『してくれる』存在だと思っていた。
でも、自分の気持ちを思い返せば
『仲良くしてあげてる』わけではなく
気づいたら仲良くなっていた。


無意識のうちに
私は自分と友達を
『してくれる人』と『してもらう人』
に分けていた。

友達同士は対等で、仲良しに上下も役割もないのに。

楽しかったランチ会。
誘ってくれた知人は仲良くしてくれる人ではない。
私にとって、楽しく話ができる仲間。
そう、仲間なんだ。

ちょっとしたことだけれど
その視点が変わると人間関係は変化する。

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