好きの巣窟
子どもの頃の夢はパン屋さん。
近所のパン屋さんのパンが好きだったから。
そう、夢の理由はいつだって「好き」で「シンプル」。
年を重ねていくたびに、何かをやるにはお金や時間の必要性を知る。
それ故に自分で自分の可能性を狭めてしまう。
今日は4月1日。
エイプリルフールだからこそ、夢を語りたい。
①引っ越しをする
今、暮らしているのは2K築50年越えのおんぼろ社宅。
家賃が破格の安さなのは有難いが
脱衣所もない、洗濯機は外置の昔ながらの団地社宅。
今はまだ難しいが、新NISAを5年で満額にして6年後
娘が小学生になる前に引っ越そう。
洋室2LDKの脱衣所がある家がいい。
あ、もちろん洗濯機も室内置きで。
②お弁当屋さんをしたい
実はこっそり思っている夢。
叶えるには色々ハードル高いけれど、今日くらいは言ってしまおう。
自家製野菜でおばんざいを作って、それでお弁当屋さんをするのが夢。
卵焼きに、胡麻和えや野菜の肉巻き。
季節のお野菜を使いたい。
映えないけど、健康を美味しく維持できるご飯を届けられる人になるのだ。
③小さな家での持たない暮らし
都会の小さなマンションの一室で
『持たない暮らし』をしたい。
最低限の自分の好きなものに囲まれた家で
削ぎ落とされた人間関係で
本を読んで、言葉を紡いで
玄米と野菜とお味噌汁の暮らしが夢。
そのために、今はまだまだ無駄なものを身に着けて本当に欲しいものに気付きたい。
削ぎ落とすために必要な準備期間。
④その他もろもろ
ワタシの好きなものは「本と食」。
図書館や本屋など本に囲まれる空間がたまらなく好きである。
が、
どうしても本を家に置く気になれない。
それは、持たない暮らしの方が優先度が高いからだろう。
本当にお気に入りの数冊は大切にストックしていて、それ以外はすぐに売るか捨てる。
もしくは図書館利用で済ましてしまう。
身の回りにモノがあることが煩わしい。
モノがあるとそこに片づけが発生する。
それが苦手。
食べることも好き。
でも、これもシンプルなものがいい。
20代の頃は、雑誌やインスタグラムで見たお店を食べ歩いて
30代になってからは、お取り寄せで様々な土地の美味しいものを食べた。
けれど、行き着いた先は地産地消だった。
暮らす街の、鮮度のいいお野菜やお肉、お魚を美味しいお出汁やお塩で味わう。
飾らないものが今のワタシには合っている。
最後に…
書いているうちに自分が
本当に好きなものや好きな人と小さく暮らしたいんだなと気付く。
どうしても自我が暴れて、承認欲求が湧いてきてしまうけれど
本当にありたい姿はシンプル。
いつだって自分の中に答えはある。
夢を語るとその中に自分の「好き」が詰まっていることに気付く。
夢は好きの巣窟。
あなたの夢はなんですか??
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