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腐った文章

書けない。
今日はかけない日みたいだ。


1つnoteを書いた。
書き終わって読んだら、話が飛び散っててよくわからなくなっていた。

やめて寝かすことにした。


私の下書きリストは色々入っていて
寝かしていた文章たちを加筆修正しようと、読みかえす。



気持ち悪くなった。


そう、すっごく気持ち悪くなった。
鮮度が落ちて、腐った文章の山だった。


その時はきっと、そう感じていてありのままに文章に認めたのだろう。

それがあまりに等身大のありのまますぎて
鮮度の落ちた生魚は生臭さが出るように、文章から腐敗臭がした。


文章は鮮度と勢いが大切。

鮮度がいいうちに美味しく食べれるうちに出す。

寝かすなら
昆布締めにするなり、干物にするなり、塩漬けにふるなり、それなりの寝かし方をしなければならない。

生物をただ置いておくだけでは美味しくならない。


あぁ、鮮度が落ちて腐ってしまったワタシのことばたち。

腐らせてしまった罪悪感。
そして腐敗臭が鼻から取れない気持ち悪さ。


いつかこの文章も読み返した時、腐敗臭を感じるのだろうか。
そんな不安を抱えながらも、今の鮮度で描き尽くす。


この気持ちも腐る前に。

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