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モンゴル人にうつ病がいないのは本当か?(※閲覧注意!屠殺動画あり)



朝青龍はあのとき鬱だった??

もう10数年も前のこと、「横綱朝青龍がトラブルを頻発して鬱になり、しばらく休場して静養のためモンゴルに帰国したと思ったら、元気よくサッカーして遊んでいた!」

そんなニュースが世間を騒がせました。
当時、朝青龍の軽快な身のこなしのサッカー映像が何度も放送されて、おもしろくて私も食い入って観てました。笑

たしか、この騒ぎを機に『モンゴル人にうつ病がいない説』がにわかに囁かれ始めたと思う。

日本人にとってはね、
この鬼メンタルをキープできること自体がカルチャーショックだったのよ。

横綱の品格を汚してけしからん!なんてマスの声もある一方、私個人的には鋼のメンタルにうらやましくすらあった。😀
同じ人間ちゃうの!?一回あんたのようになりたい!って😂

ミスができない日本人こそ要注意

なぜこの話題を思い出したかと言うと、私は普段、スクール運営と、一部のプロフェッショナルに向けた施術講師をしています。

私の生徒さんはサロンオーナーさんやベテランのセラピストさんが多く、みなさん新しい施術をマスターすることに大変熱心なのですが、その共通点は、なんでも完璧を目指そうとする点。とにかく自分がミスをすることを避けようとする傾向がある。

そんなタイプがもし仕事でミスを連続したり、がんばってるのにうまくできなかった場合、それは本人にとってつらい出来事になってしまう。
もちろん多くの方は本人の力で克服しているわけですが、中にはそこからなかなか立ち直れなくて一時的にメンタルが病んでしまった、という方もいます。
それが完璧主義な日本人に共通する特徴なのかも。
まじめで、研究熱心で、正義感が強いのね。
その代償こそが、打たれ弱いと言われるメンタル病につながるのかなぁ。

モンゴル人の特徴

そんな私は今、モンゴルを周遊している。
目的は、生きた自然の肉をかっ喰らうことと、巡礼の旅。😀

現地交流が深まるにつれ、モンゴル人の気質が日本人からみて、ほどよくいい加減ってことに気づいた。つまりテキトー。笑
ま、でも適当〜っちゃ適当だけど、かといって東南アジアほどでもない。
絶妙なさじ加減なのよね😘

モンゴロイドの黄色人種でもあることから、どこか同胞のような期待感を匂わせつつ、男らしい堂々とした言動の中にも、ミスると申し訳なさそうに悪びれているところもあって心から憎めない。親近感すら覚える。
この特徴は韓国人や中国人ともまた違うアイデンティティかなって。

そんなモンゴル人に本当にうつ病はいないのか?


気になって各地でそれとなく聞いてみた。
あくまで現時点での私個人の仮説であるが、次の2点が理由で、モンゴル人の鬱病は少ないだろうと感じた。

1、人口の過半数が遊牧民であること
2、彼らの食生活が肉食メインであること

これこそが屈強な肉体と鋼のメンタルを生み出している所以ではないかと。

まず、大自然の遊牧生活では人間摩擦が起こりづらい。
&WIFIが繋がらずデータ通信もままならないので情報の大洪水に飲み込まれにくい。

次に、遊牧民族の食生活は、彼ら自身が飼育する家畜(羊、山羊、牛、馬など)に依存していて、野菜はほぼ摂取しない。
あえて言うなら<肉90 : 野菜10>
そのうち野菜の90%はジャガイモとニンジンで占められている。

モンゴル人の食事は基本的に肉と乳製品のみだ。そして酒。
お酒は時期的に馬乳酒のときもあるが、年間を通じてモンゴル産ビールとウォッカを嗜む。これがまた女性にも飲みやすくてうまい♪😋

彼らは毎食、ビールを片手に漫画に出てくるようなでっかい骨付きの羊肉をむしゃむしゃ食いちぎりながらペロリと平らげる。
その食いっぷりったら見ていてすごく気持ちが良い!😀

モンゴルの定番料理、羊の煮込み。けして家畜の餌ではない(笑)
味付けは基本的に塩だけ。胡椒も使わない。

ある研究では、肉食はヒトの脳発達と大きく関係あるとされる。
とくに羊や山羊、馬肉には豊富なタンパク質、ビタミンB12、鉄、亜鉛など、脳の発達に必要な栄養素が含まれているとされ、これらはヒトの認知機能や情緒制御に役立つとも言われている。

なにもこればかりがストレス耐性やうつ病予防に直接寄与するかどうかは明確ではないにしろ、モンゴル人の健康状態と心の強度は密接に関連していると私は感じている。

「正直、病んでる暇はない」が遊牧民

生き物の屠殺シーンなんてモンゴルの遊牧民にとって幼少から日常。
いや、そもそも「生きるために食べる」わけだから。
日本人のように、きゃっ!こわ〜い💦私むりむりむりむり!絶対見れない〜💦などと、いちいち取り乱す様子はみじんもない。

むしろ屠殺の瞬間は神聖な時でもある。
さっきまであちこちで聞こえていた笑い声も「さぁやるよ」と屠殺の合図とともに、場には静寂と緊張感が漂う。
男性陣は皆、正座へと座り直す。

しかし、どんな時もその場のルールに合わせないクセ者もいる。
その瞬間、場の空気を変えたのはこの2歳男児だった。笑

※閲覧注意!!生き物の解体シーンあり。苦手な方はご遠慮ください。

もし、この子が将来、なんらかのことで心が病むなんてことがあるとしたら、おそらくそれは、都会に住み、スマホにとって変わる新しいAIデバイスの虜になったときか……🤔 

いくらこの地ではWIFIが繋がらないとはいえ、我々の持つスマホには興味津々のようでこの子の母親には申し訳ない気持ちだった。。😞

というわけで、今日もまた肉を食らいましょう!💪🤤


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