強すぎる正義は凶器になる☆
訪問をありがとうございます。
ここ最近、ボランティアや地域活動団体の取材をまとめているのですが、まぁー、これが実に地味で時間がかかる作業です。
そして、それ以上に楽しく気持ちを明るくしてくれる作業であることに気づき、改めて人の持つ力の影響力というものを考える機会をもらいました。
ありがたいことです☆
さて、今日は『正義』なるものについて考えを書いてみます。
様々な事象が起きた時、それに対して何らかの感情や考えを持ちます。
その時、『自分の感情や考えは絶対だ!』と思い込み、その意見を振りかざすという行為は危険だと思うのです。
なぜなら、自分の中で「絶対的感情や考え」を持ってしまうと、他の感情や考えを受け付けられなくなるから。
それがいつしか『絶対的な正義』となり、他者を攻撃する可能性を持つからです。
『自分と同じように、他人様も様々な感情や考えを抱いているだろうな』という想像力なくして、自分の感情や考えに固執してしまうと、自分と合う人の感情や考えしか耳に入らなくなります。
特に今は、ネットの普及で、自分にとって都合の良いコメントの集約は簡単にできますからね。
結果、より一層自分の感情や考えを絶対視してしまい、同調しない人は『敵』というような状況に陥ってしまうのです。
物事って、見る角度によって見え方は違います。
よく円すいで例えるのですが、上から見たら丸、横から見たら三角、斜めから見てようやく円すいとわかる・・・ということです。
つまり、『自分の今見ている景色は物事の一部しか見えていないんだ』と理解した上で、様々な意見なり考えを持つことが大切というか。
これ、わかっていてもなかなか実行することは難しいんですけどね。
自分の軸を持つことは大切ですが、それを絶対的な正義とせず、色んな人の考え方や意見を聴き、正しく物事を理解しようとする気持ち。
自分と違う感情や考えを楽しむことができる余裕。
そして、それらをかけ合わせながら、他者と分かり合おうとする姿勢。
当たり前のことかもしれませんが、今の社会には必要な視点だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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