加藤 陽子(おたがいさま構築☆)

介護保険制度に関わる仕事に就く中で、「地域力を高めれば社会課題の大部分は解決できるので…

加藤 陽子(おたがいさま構築☆)

介護保険制度に関わる仕事に就く中で、「地域力を高めれば社会課題の大部分は解決できるのではないか?」と考えました。『誰もが地域で自分に合った居場所と活躍の機会を持てるように』楽しみながら地域づくりに取り組んでいます♪

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最近の記事

    • たくさんの支援に感謝です☆

      訪問をありがとうございます。 今日は、長男の卒業式がありました。 このご時世なため、卒業式を行うかどうかは危ぶまれましたが、当地域はり患者がいないため、市が状況を加味して検討後、簡易式という形で開催することとなりました。本当にありがたいことです。 長男たちは3日間、1時間ずつしか準備に時間をかけることができませんでしたが、子どもたちなりに進行を考え会場の配置準備をしたようです。子どもの通っている学校は、先生方が最大限子ども達の主体性を尊重してくれているので、大変だったと

      • 失敗の練習☆

        訪問をありがとうございます。 中学3年生の長男の進路がやっと決まりました。 そこで、私はかねてから行いたかった実験をすることに☆ 長男にまとまった金額を渡し、そのお金を自分で考えて運用するように話をしました。毎月のお小遣いなどはなしです。 また、原則、今後の大学進学に関しては一切の支援はしないので、自分で考え運用するように伝えています。 ■これを元手に資産を増やし、大学進学に遣うもよし。 ■預金して年間利息10円でリスク回避するのもよし。 →この場合、高卒就職か奨学金活

        • ステキな仲間☆

          訪問をありがとうございます。 私は一般社団法人の方で『ご近所ミニデイ』なるものを毎週開催しています。 これは、区の事業として取り組んでいるのですが、いわゆる介護保険のデイサービス職員の代わりに地域のボランティアさんが対応するというもので、1回3時間、昼食もとるような形で支援を行っています。 始めてから3年目になりますが、地域の元気住民が地域の元気高齢者と交流することで、地域で顔の見える関係つくりが広がっていることを実感し、とても意味のある機会だと感じていますが、今日は、

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        記事

          強すぎる正義は凶器になる☆

          訪問をありがとうございます。 ここ最近、ボランティアや地域活動団体の取材をまとめているのですが、まぁー、これが実に地味で時間がかかる作業です。 そして、それ以上に楽しく気持ちを明るくしてくれる作業であることに気づき、改めて人の持つ力の影響力というものを考える機会をもらいました。 ありがたいことです☆ さて、今日は『正義』なるものについて考えを書いてみます。 様々な事象が起きた時、それに対して何らかの感情や考えを持ちます。 その時、『自分の感情や考えは絶対だ!』と思

          強すぎる正義は凶器になる☆

          尊敬するWさんの話☆

          訪問をありがとうございます。 先日、私が最も尊敬する方の一人であるWさんが、80歳の誕生日を機に自叙伝自費出版をされ、その記念会に参加しました。 そんなわけで、今回はWさんのお話を書かせていただきます。 【Wさんの簡単な経歴】Wさんは、義務教育を出た後、丁稚奉公をして生活しつつも、19歳の時にどうしても勉強がしたくなり、仕事をしながら1年間だけ夜間学校に通いました。その後、22歳で起業し、事業が安定した37歳で障がい者の支援を開始、その頃、新聞でカンボジアの子どもが写っ

          想いって距離に比例するかも☆

          訪問をありがとうございます。 最近気づいたのですが、感情って、実は距離に比例するのではないかな~、なんて考えています。 例えば、こんな感じです☆ 『外国のビルさんが宝くじで100万ドルを当てました!』と言われるのと、『〇〇県にお住いのヤマダさんが宝くじで1億円当てました!』と言われるのとでは、ヤマダさんに対して過敏に反応してしまいます。 もっと言うと、距離よりも自分の知っている人の方が、過敏になるかもしれません。 良い感情も悩ましい感情も、実は距離や相手を知っている

          想いって距離に比例するかも☆

          全てが新鮮☆

          訪問をありがとうございます。 先日は介護を始めるきっかけについて書かせていただきましたが、今回は、短大入学後から就職までの話を書きます。 【先入観がないから抵抗もなかった:短大編】以前、高校進学時の話を書かせていただきましたが、短大に入っても、私はあいかわらずフワフワしていました。 短大と言っても専門学科だったため、私以外の人はほとんどが何かしらの想いを持って入学をしており、最初の自己紹介の時からレベルの低さを露呈してしまった私です。 皆が『祖父母と同居していて・・・

          描いている社会について②

          訪問をありがとうございます。 前回の記事から続きを書かせていただきます。 【地域活動団体の課題に取り組む】前回の記事終盤に地域でボランティア等活動を行っている団体の課題を3つ書かせていただきました。 ** ≪地域活動団体の抱えている課題≫** ①広報を十分に行うことが困難でイベントや新規会員確保問題 ②立ち上げ時メンバーの高齢化に伴う活動リーダー後継者問題 ③活動場所と資金確保問題 これらを踏まえて、現在取り組んでいる事業と、それによりどういう世界を目指し

          描いている社会について②

          描いている社会について①☆

          訪問をありがとうございます。 私事のネタですが、今日は法人設立日で、義父の誕生日でもあります。 2014年に地域包括ケアシステムの具現化を目指して起業したのですが、現在は道半ばであり、今は、地域包括ケアシステムより一歩進んだ『共生社会』を目指すようになっています。 そんなわけで、今日は初心に帰るべく、私自身の目指している社会について書かせていただきます。 【全ての人に居場所と活躍の場を】結論から書かせていただくと、私の目指す社会とは『全ての人が自分に合った居場所と活躍

          描いている社会について①☆

          魔法の言葉は『そうだね』☆ ~多様性を認める社会を考える~

          訪問をありがとうございます。 前回は私自身のことを書かせていただきましたが、今回は、最近気になっていることを書かせていただきます。 『多様性』についてです。 ここ数年、多様性を認めることに対するサイト発信が増えています。 それだけ社会が豊かになっているんだなぁ~と嬉しく思う一方で、どうもそれらの記事を読んでいると『多様性という言葉の自己主張』という感じがしてしまい、『うーむ、これは分断を生むだけになってしまうのではなかろうか?』と私は感じてしまいます。 で、『なんで

          魔法の言葉は『そうだね』☆ ~多様性を認める社会を考える~

          なぜ私は介護の道に進んだのか☆

          訪問をありがとうございます。 私は東京都江東区で、介護保険のケアマネジャー事業所を運営している加藤陽子と言います。 今までは、自社のサイトにブログのようなものを掲載していましたが、今年から思い切ってnoteを本格的に活用しようと思い、こうしてポチポチ打っています。 ここでは、地域を豊かにする取り組みについてを中心に、日々気づいたこと・感じたことなどを書きたいと思っています。 『介護の仕事をしている』と伝えた時、ほぼほぼ大半の方の反応は、『へ~・・・なんかすごいね(偉い

          なぜ私は介護の道に進んだのか☆

          お手本はフィジーです☆

          訪問をありがとうございます。 今日は私が目指している『これからの地域社会』について、書かせていただきます。 改めて地域活動というものを見直した時、いわゆるボランティアとか地域活動って、イベント型と日常的支援と2つに分かれることを感じています。 これは、数年間、様々な活動団体やボランティアを観察していて分かったことです。 で、どちらが良い悪いという二項対立の話ではなく、『日常的な活動、時々イベントの開催』が、現時点では一番本質的で効果的な取組だと考えている私です。 日常

          ほとんどの課題はコミュニティに帰結する②☆

          続きです。 先ほども書かせていただいたように、終身雇用課題とか年金とか女性の社会進出とか、医療保険・介護保険とか、社会全体の歪み(少子化や虐待引きこもり等)を考えたとき、一番に考えることは『これからの日本のコミュニティのあり方』だと、私は感じています。 つまり、なにが言いたいかというと、『人は自分の居場所を確保して初めて自分の力を存分に発揮することができる』ということで、その『コミュニティの構築』が鍵になると考えているのです。 ここは、とても大きなポイントになる

          ほとんどの課題はコミュニティに帰結する②☆

          現代のほとんどの課題は地域で解決できる①

          訪問をありがとうございます。 久々に更新しての長文ですが、今日は、最近社会で問題となっている年金問題や雇用関係について書いてみたいと思います。 結論から書いてしまうと、私はこれらは『日本人のコミュニティの解体の末』の、いわば起こるべきして起こった結果だと認識しています。 一部、偏った考えもあると思いますので、もし突っ込める方は連絡をくださいませ☆ もともと日本人には、コミュニティに対して特別な思想というものはなかったと言われています。 そして、人

          現代のほとんどの課題は地域で解決できる①

          地域限定助け合いサイトについて

          私は、地域限定助け合いのサイトの話をたくさんの方にしています。 たくさん聞いていただいた方が、聞き手の感じた疑問部分を理解できるため、さらに説明がアップデートできるという思いと、自分自身の言語力強化と、宣伝を兼ねてです。 あ、そこからアイデアをご教授いただきたいという、あざとさもありますが☆ で、ですね、毎回いただく感想を今回もいただきました。 それは、『素晴らしいしおもしろいし必要だけど、時代(世間やルール)と住民がついてこれるかなぁ〜?』という感想

          地域限定助け合いサイトについて