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最近ピンク色が許せるようになった

最近ピンク色が許せるようになった。

なんだか上から目線ですみません。
むしろちょっと好きだ。

昔からピンク色が苦手だった。
すごくザ・女の子というイメージがあって、
甘ったるくて嫌いだった。
なによりこんなかわいいイメージの色が自分には全く似合わない気がした。

色を選ばないといけない機会はこれまで何度もあった。
折り紙の色。筆箱の色。スニーカの色。ワンピースの色。
その度にピンクではない色を選んだ。

昔から水色が好きだった。
かわいすぎず、かっこよすぎず。
明るすぎず、暗すぎず。
透明感があってすっと馴染む色。
空の色でもあり海の色でもある自然の色は安心感がある。

そんなわけで何故だか親の仇のように頑なにピンクを避け、水色一筋だった私であったが、ここ最近はピンク色との距離が埋まってきている。

ピンク色がちょっぴり愛おしく感じてきているのだ。
なんでだろうと考えたが、きっかけは特になかった。
気づいたら自然とピンク色を抵抗感なく手に取るようになってきたのだ。
すごく不思議だ。あれだけ嫌っていたのに。

やはり私自身があまりピンク色が似合うわけではないので、がっつりピンク色の服を纏うということはないが、財布やピアスなど小物でピンク色を選ぶ機会ができるようになった。

今でもピンク色にはザ・女の子というイメージはある。
しかし、それ以上に桜や梅といった春のイメージ、暖かいイメージも大きくなってきた。
ピンク色が身近にあるだけで自然と心が上向きになり、幸せな気分になれる気がする。
年を重ねて行くうちに、先入観より経験によるイメージのほうが強くなってきたのかもしれない。

これからもピンク色と近づいていきたい。

そして今度はどんな「嫌い」が「好き」に変わるだろう。
なんだかちょっとわくわくする。
こんな楽しみがあるのなら年を取るのも悪くない。

最後までありがとうございます。 また読んでくださるとうれしいです!