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「風の時代 病気をかわす生き方シリーズ 」 第1回「アレルギーのココロ」②


2月17日「風の時代 病気をかわす生き方シリーズ 」 第1回 「アレルギーのココロ」のまとめのつづき②です。


★暴走免疫とは?

免疫細胞は2兆個あると言われている。
自然免疫のマクロファージ(総合司令本部的な役割)獲得免疫のヘルパーT細胞(リンパ球部隊の指令本部的な役割)があり、アレルギー疾患における免疫の暴走は、どうやらこの賢いはずのヘルパーT細胞に問題があると考えられている。

ヘルパーT細胞が発動すると、2つのタイプに分かれる。

Th1タイプ
…細菌やウイルスに対応
Th2タイプ…ダニ、花粉、ホコリなど異物に対応

ヘルパーT細胞の未熟な細胞 (Th0)がTh1、Th2に変身(分化)するのは、最初に何に出会ったかによる。

マクロファージや樹状細胞が細胞やウイルスと出会えばTh1を、花粉やダニに出会えばTh2を誘導する情報を出す。

Th2(ヘルパーT細胞のアレルギータイプ)は花粉やダニなどに激しく反応し、キラーT細胞やB細胞 などに攻撃命令を出し続けます。その結果、鼻やのど、皮膚、気管支などではアレルギー症状 (炎症)が続いてしまうと考えられている。


★アレルギーと人格

人格が変わると、アレルギーは消える?!
・思い込みや別人格になりきることにより免疫基準を変えられるかもしれない。アレルギー反応はココロが関与している。


★暴走免疫をいなす生活

Tレグ細胞(制御性T細胞)…体内の暴走免疫を見つけると、それを抑える(興奮を鎮める)物質を出す。ブレーキ役である。

攻撃⇔抑える というバランスが大事。

ちなみに、腸内細菌と免疫は共存、調和関係にある。免疫細胞は腸で生み出される。


★人間アレルギーとは?

異物に対する拒絶反応としておきるアレルギー症状(結果)と
不要なものまで異物とみなしてしまう問題(原因)があり、前者は、人間アレルギーによって起きる感情や行動の問題、後者は他者の受け止め方つまり認知の問題である。

・Body,Mind,Spirit すべてに同じ問題がある。

→たんぱく質をどう反応するか?これは、たんぱく質の認知の問題である。
この解釈を変えていくことで、アレルギー体質を改善していく。


☆彡☆彡☆彡
【講座を受けての感想】

前半では、花粉症や鼻炎が季節の変わり目に対応するカラダの水分反応であることや、食べ物アレルギーは分解されないたんぱく質に対する反応であり、ゆっくり食べて分解することが大事であること、また金属化学物質アレルギーでは、原因を外だけに限定するのではなく自分の内側にもアプローチ(どのようにとらえているのか?)することが大事だということを学びました。

後半は暴走免疫とはなんぞや?また暴走免疫をいなすtレグ細胞というものも体内にはあるということ、アレルギーはアレルギーとらえるその人のココロが関係していることなどを学びました。

アレルギーが出た時に、薬で対応することも必要かもしれませんが、なぜ自分はそのアレルギーに反応してしまうのか?今の環境、自分のココロなども要因の一つであることを加味して、総合的に治していくということも大事なのではないかなと思いました。

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