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原田知世『L’Heure Bleue』リリース・ツアー2019.11.19オーチャード・ホール
長く続く伊藤ゴローとのコラボレーション。”2Fの奥の席でしたが、やっと彼女のライブの機会に恵まれました。
弦楽カルテットやテインパニーも含めバンドによる練り上げられたアレンジと演奏。ステージの演出や照明効果も過不足なく、充実した心地良い時を過ごせました。
彼女がアーティストに変わった瞬間とも言えるスウェーディシュ・ポップの元締めトーレ・ヨハンセンによる北欧ポップの甘くゆる感じが日本のメンタリティとの親和性を感じさせる「ロマンス」や彼女のデビュー作品の主題歌「時をかける少女」も伊藤ゴローによる新しいアレンジで演奏され初々しいさを残しつつ変わり続ける彼女を堪能できました。
とはいうものの 人の事は言えませんが、客席に漂う加齢臭、口で息をしながら隣の席に座った恰幅の良い殿方は会場の照明が暗くなるなり眠りに落ち(無呼吸症候群で夜の睡眠が浅い?)、会場には30年以上前に使っていた?ペンライトの人、彼女に飛ぶ野太い声援は「かわいいよ~」「どこでも観にいくよ~」と70年代アイドル文化を思わせるもの。
そんな観客に対しても「いつも来てくださるお顔も拝見できて嬉しい」と可愛らしく応えていましたが、横から妻が「私はあの時から変わったんだかだら もう付いてこないで」と思ってるよと曰う。アイドルの気持ちがわかったような夜でした。
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