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#アイルランド

『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』Crock of Gold: A Few Rounds with Shane MacGowan

年末にケルト系のミュージシャンを呼ぶ10年以上続くイベント“Celtic Christmas”。 今回は、ザ・ポーグスのフロントマンを務めたシェイン・マガウアンのドキュメンタリーも上映されるということで、楽しみにしていたところ、シェーンが亡くなったというニュースで、追悼上映となってしまいました。(その後のピーター・バラカンのトーク・ショーもトム・ウエイツによるシェーンのSNSでのコメントの説明から始まりました) この映画は、アイルランドからの移民の両親から生まれたシェーンが、

「ザ・コミットメンツ」アラン・パーカー監督1991年作品

 アイルランド映画祭2023で久しぶりに「ザ・コミットメンツ」を観てきました。 上映後はピーターバラカンさんのトーク・ショーもありました。 30年近く前、ビデオで観た映画でしたが、ピーター・ガブリエルが音楽担当した「バーディー」の監督アラン・パーカーの作品というのがきっかけでした。  アイルランドの首都ダブリン北部に住む労働者階級の若者が当時流行のニュー・ウエーブやヘビー・メタルやはたまたアイリッシュ・トラットではなく、ソウル・ミュージックのバンドを組む話。マネージャーとして

ダブリン紀行

ちょうど6年前、初めてアイルランドはダブリンを訪れたときの投稿が出てきました。こちらは、現地に行く前に”予習”した本と音楽の数々。現地でのエピソードをいくつか。 ①.パスポート・コントロールで”何しにダブリンに来たのか?”と聞かれ、いつものように”観光”と答えると、”で何するの?”と聞いてくるので、”ライブ観たりとか”と返事すると、すかさず”誰のライブ?”と言うで”Moving Hearts ”と答えると”それってChristy Mooreがいたバンドだよね。へーライブやるん