奇跡の妖怪たまたび⑥熊野三所神社
前略、たまひろ🐣です。
前回、すれ違いざまに、振り返るほどイイ“男”ならぬ“神社”のオーラを醸し出していた神社。
鳥居の奥は境内へとつづく石畳が敷かれていて、大きな木がたくさん生えている様子が伺えました。
緑の深い場所が大好きな私達は、はやる気持ちを抑えて(いや、私は走ってしまっていたかもしれません笑)鳥居で一礼。
先生が案内板を読んでくれたところによると、
この神社を取り囲む森は県の天然記念物に指定されているそうで、
風でさわさわと揺れる木々が、とっても優しくて爽やか。
奥の森が気になり少し散策すると、小さな階段や貝殻がたくさん落ちていたりして、
昔ここに家があって、生活していたのかなーなんて想像しながら楽しませてもらいました。
階段が苦手な妖怪先生は何も言わず、待っててくれます。(ありがとー!)
十分探検したので、そろそろ社殿へ参拝へ向かいます。
これまた県指定文化財の火雨塚古墳。
こちらは、むやみに近づいてはいけない感じだったので、すぐに退散。
さらに歩みを進めると。。。。。
なんじゃこりゃ!
ブわぁーっと明るく開けた広~い場所には、
いくつかの社殿が並んでいました。
その中のひとつに吸い込まれるように向かう途中、
足元の感覚がおかしい。
ビーチの砂みたいなものが敷き詰められていました。
へぇ~変わった趣向だな。
後日知りましたがこの神社、白良浜直結でした。
でも、それがわからないほど、森に囲まれているんです!
私もSaoriも吸い込まれるように小走りで駆け寄った社にはこのお方が待っておりました・・・!
じゃじゃーん!
えべっさんです。
しかもダブルエビス!(大黒さんかな?)
ビールはやっぱりエビス!
鍋でも焼き肉でも合います!
む!?恵比寿!?
今朝呼ばれた塚口神社にいらっしゃいました。あれは、登場予告だったのか!
陽のイメージが強い恵比寿様ですが、こちらはどちらかというと陰も強く感じる場所で、
スーっとする感じが心地よく、島根県美保神社で感じたエネルギーと似ていました。
まず私が参拝し、次にSaoriが。。。と後ろからパンパンっと拍手が聞こえる。
「あっ!先生!お賽銭も入れなあかんで~!」
妖怪先生、背後から、お祈りだけ便乗(笑)
本殿にはどなた様が祀られているのかわからなかったですが、
本殿左横の大木が素晴らしかったです。
めちゃめちゃ背の高い柑橘類。あまりにものミスマッチに作り物かと思いました。
帰り際に先生が一言。
「これ、熊野三所神社って書いてるけど、ここにお参りしたら熊野の三社にお参りしたことと同じご利益あるのかな~笑」
翌日、この先生の発言があながち間違ってなかったかもと気づくとは。。。。
つづく。
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