少年刑務所に入った話

オッスオラ前科もん! 現在23歳。 逮捕時 20歳 詐欺 などの 複数の罪で約2年半…

少年刑務所に入った話

オッスオラ前科もん! 現在23歳。 逮捕時 20歳 詐欺 などの 複数の罪で約2年半服役。 逮捕→留置所→拘置所→刑務所 ストーリー立ててまとめていこうと思います。 少年刑務所での実体験や 裏社会の闇を綴ります。 質問等はコメントいただければ 全て回答させていただきます。

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#1 逮捕

「知ってる?あの太陽の光が地上に降るまで、約8秒掛かってるんだよ。」 銀縁メガネを掛けた自称大学教授は言った。 MDMA(違法幻覚剤)を自身が働く大学構内 で精製、無料配布していた罪で10年の懲役、 2年の禁錮刑を食らったらしい。 毎日憂鬱だ。 何で俺はこんなとこにいるんだ・・ こんなはずじゃ・・・ いつ、出れるんだ・・・・。 歪んだ顔で見上げた空は、 金網越しの青空だった。 逮捕!! 2017年 木枯らしが吹き荒れ、 肌寒くなった11月初め。 私は出張で神奈川

    • #4 検察庁(2)

      本日検察庁に来た目的は 検事の取り調べと、検事が勾留請求をした後 地方裁判所にて勾留、弁護等の説明を受けるためだ。

      有料
      100
      • #3 検察庁(1)

        つまり、検事(検察官)も不確かな証拠で 起訴はできないので、自ら取り調べたり捜査をする必要があるらしい。 因みにご存知かも知れないが 検事が被疑者を起訴する確率は63%、 起訴されて有罪になる確率は99.8%である。 (司法統計年報より) かのカル〇ス・ゴーンが逃亡したのも 日本は必ずと言っていいほどの有罪率だからだ。 その日の流れは、朝7時に起床後 すぐ用意をして警察署を出る。 出る時は手錠だけでなく腰縄といって 太い縄を手錠と腰で繋ぎ、それを連行担当の 警官が持つ。

        • #2 留置所

          仰向けになり上を見上げた。 コンクリに色を塗っただけの無機質な天井。 壁も同様。 床はプラスチック製の畳が敷き詰められている。 前方には壁はなく鉄格子がある。 鉄格子はよく見る縦に太い鉄棒が入っているのでなく、BBQの金網をかなり太くしたような もので、指一本すら通らない。 後方にも視察用の鉄格子があるので なんとも風通りがよく、凍える。 あとは角に和式便所があるだけだ。(仕切りあり) ここにぶち込まれて2日が経っていた。 今までの経緯を思い出してみる。 逮捕当日。 神