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羽化する新社会人いなばるり【人間わらしべ長者①】

人間わらしべ長者スタートしました!!

【人間わらしべ長者とは?】

スタートはどんなわらしべでもOK🙆‍♂️
しのぶに合わせてみたい人を紹介するもよし、縁があって話すことになった人でもよし、とりあえず誰かとしのぶが出会います。

そしたら、その人としのぶが1時間くらいお話しして、しのぶがそのお礼にその人とのやりとりをnoteに書くか、その人が会いたい人を紹介する。(もしくは両方)

そして、話した人は僕に次に混ぜたい人を選んで紹介してするか、僕とのやりとりをnoteにする(もしくは両方)

これがどんどん繋がっていったら最終的にどんな人が出てくるのかっていう人生をかけた実験です。

もちろん、わらしべの縁の繋がりが途絶えることもあるかと思いますが、そしたら、また次のわらしべから始めるって感じです。

今回、記念すべき第1回目は愛媛大学の四年生で、春から社会人のいなばるりさんでした!


今回のご縁は、この一件のツイートからでした。詳しくは実際の写真をどうぞ!!





僕自身最近Twitterを始めたばかりで、使い方がよくわからなかったんですけど、このツイートを見てなんとなく話を聞いてみたいなと思い、声をかけさせてもらいました。

久しぶりに自分のことをほとんど知らない人と話したので、新鮮でした。

学生ながら、学生団体と就活を両立しながら走っているるりさん。

話を聞く中で、周りの人に対して素直に尊敬の想いを向けられるそんな素敵な方であることが伝わってきました。

たぶん、とても誠実で真摯な方なんだろうな。いい人なんだろうなと漠然とわかってきました。

ただ、同時に話をしていく中で、「掴みきれない」という印象が僕の中ではありました。

自分の話をしてくれてはいるんだけど、どこか肝心なところが掴みきれない感じがしたんです。

例えるならば、好きな女の子にアプローチかけているのに、上手くかわされている感じ(?)かな。

そこで、思い切ってこんな質問を投げかけてみました。

「自分のこと好きですか?」

そうすると、少しずつ「いなばるり」という存在が現れてきました。

いなばるりさんは、優等生の自分という存在にどこか好意と葛藤を併せ持っていました。

内定先が決まってからこの半年間の間に、「自分はこの会社でどんなことがしたいんだろう。」と考えて、暫定解が出せるくらいに出会った出来事に対して誠実に向き合おうとしています。

その一方で、場に求められたことができる、与えられたことはこなすことができるタイプだからこそ、自分の考えを出すことにどこか恐怖心を感じているようでした。

ここからは僕の憶測ですが、「正解」を求めるのが上手だったからこそ、「正解」ではない「自分の考え」を持つこと、伝えることがどこか怖かったのかなと考えます。

「自分の考え」を言う経験が、「正解」を言う経験よりも少なかった。もしくは「自分の考え」を言ったけど承認された経験が少なかったのかもしれません。

そんな自分に対して少しネガティブなイメージを持ちつつも、「優等生」な自分を嫌いではない側面も見えてきました。

たぶん、求められていることができることや形できることに対してのこれまでの積み重ねから自信や自負がある程度あるのかもしれません。

でも、そういう自分でいられているか気になるから周りからどう見られているかはとても気になるみたいでした。

そんな彼女だからこそ、「自分の意見」を曝け出すことが怖かったのかもしれません。

ただ彼女は最近「自分の意見」を怖くても言えるように変わってきたそうです。

そこには、「自分の意見」を言うことで魅力的な多くの人と、就活や学生団体の運営で出会ったことが関係しているようでした。

きっと、彼女の中での「正解」が少しずつ変わってきたのかもしれません。

そして、彼女自身が多くの経験から「自分」という存在を肯定できる割合が大きくなってきたのも関係しているのかもしれません。

最初のツイートに戻るのであれば、手伝うことが多かった存在から、相談される存在への変容が彼女の自信にも繋がっているのかもしれません。

だからこそ、自分の身近な人に怖くても「自分の意見」を最近立て続けに曝け出せたそうです。

これは小さな変化かもしれませんが、彼女にとっては大きな一歩なのかしれません。

【吸収し、変わり、羽化する】

そんな素敵な瞬間に出会えたような出会いでした。

今回のわらしべは、僕のnoteと彼女からのnoteの物々交換なので、今回の縁はここで完結です。

彼女の記事も楽しみにしておいてください。

次回はどんなご縁に出会えるかわかりませんが、今から楽しみにしていきたいと思います。

それでは!

サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。