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人生を変えた出会い~Y先生~②

約2時間前に近医から「今から行ってくださいね。」と言われ、親もいないまま1人で不安だった。

そして、「〇〇□□さん、診察室にお入り下さい。」…□□さん??名前違うけどな…と思いつつ、狭い診察室のドアをドキドキしながら開けると、そこにいたのが今も主治医のY先生。

一般的には、初診の時はドクターから「はじめまして。〇〇です。」と自己紹介がありそうなものだが、ドアを開けるなり「あ!ごめんなさい!□□ちゃんじゃなくてぴよちゃんやね😅💦」と先生。あ、先生がお間違いで…あぁ…😅お陰で緊張ぶっ飛びました( ω-、)笑

でも、女性の先生で、とっても安心した。そして「この先生、ぴよちゃんて下の名前で呼んでくれはるんや…優しそう。」というのが第一印象(*´-`)

まず、紹介状を見ながら「いつから痛い?」「どんな時に痛くなる?」「目はチカチカする?」等々…とても丁寧に話を聞いてくれた。

そして、「今日は検査室が混んでるみたいやから、来週頭のCTを撮りましょうか😊」とCTの予約を入れてもらった。ちなみにこの時、「私は毎週〇曜日に来てるんやけど…私でよければまた〇曜日に来ますか?」と。今でも超謙虚な主治医、当時からまだ高校生のワタシにも「私でよければ」て。どんな謙虚な先生や(((((゜゜;)

そして先生は「じゃあ今日は診察だけさせてもらおうかな。」と言い、診察。     今思い返せば、この時から「させてもらう」とか「私でよければ」とかとか、診察も丁寧だったし…いい先生すぎる( ;∀;)

そんなこんなで、この日は「じゃあまた来週、検査するね😊」と言われ、病院を後にした。

ワタシは帰ってから「今日のあの先生、いい先生すぎる( ノД`)…」と即日記に書いていたが、この時はまだ「CTが終わったらお別れ」だと思っていた。まさか後々12年も関わってもらっているとは思いもしなかった。

ただ、心のどこかで「あの先生が、ずっと診てくれたらいいのにな…」とうっすら感じてもいた。

次のCTまでの1週間、ワタシは「先生にあのことを話すべきか…でもやっぱり紹介先の先生やし、迷惑かな…」と悩んでいた。

ー続くー


5年目の現役ナースです🐥大阪出身の奈良県民。 しんどかった学生~新人時代から、自分を大切にしてわたらしいナースライフを歩みだすまでの記録。 少しでも同じように悩んでいる人に伝えたいです。