ええの書きたいなら、ええの読むのだ
記事を書き終えた際に4本に1本くらいの割合で、これはええの書けた!って思えている。結構良い打率だ。
どんな時に満足した記事書けたって思えてるかって、良い文章を読んだ後に書いた記事の時にそう思えていることが多いです。
といういか良い文章を読んだら無性に自分も書きたくなるんです。戦隊ヒーローを観たら戦隊ヒーローになりたくなってたし、プロのサッカー選手の豪快なシュートを見たらそれを真似したくなっていた少年時代。
その時と何も変わっていません。
私が何かを書く原動力の一つは憧れのあの人になりたい、近づきたいって想いなのだと、今これを書きながら気づきました。
そしてnoteにも私が憧れている人がいます。
もつにこみさんです。
エッセイを中心に書かれているのですが、もつにこみさんのエッセイを読み終わるといつも自分も何か書いてみたいって思わせてくれるのです。
もつにこみさんのエッセイを読んだら、変わるのは、心のスイッチです。
心のどこかでオフになっていたスイッチがオンになります。やる気スイッチだけでなく、感動スイッチ、なるほどスイッチもオンになります。
もつにこみさんの肩書きは「平熱のエッセイスト」です。
書き手のもつにこみさんは平熱を保ち、冷静かつ客観的に日常を語ってくださるのでこちらはとても読みやすい。素麺みたいって言ったら変な表現でしょうか。噛まなくてもスーッと心に入ってくるのです。
そんな普段は平熱を保っているもつにこみさんが熱を浴びて書いた記事がある。それが先程も貼ったこちらの記事だ。
ご本人はそうは断言されていないのですが、漏れ出してくる情熱が伝わってくる。平熱のエッセイストが本気を出して書いた一本なんだと伝わってくる。普段クールなキャラががむしゃらになったら、そりゃ熱い。
伝わってくる想い。創作大賞をとれるかどうかはわからないけど、取れるくらいの傑作は書いてやるんだ、って熱い想い。
それが伝わってくるから余計に感情移入して読んでしまうのです。
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記事の内容は、もつにこみさんがかつて一人旅で訪れたインドでの旅行記。
もつにこみさんがインド旅行を存分に楽しんでいるのが伝わってきます。
インドの情報も丁寧にわかりやすく書いてくださっているので、へーそうなんだ、って記事読み終わるまでに20回は言います。
私はリアクション薄めなのでそんな感じですが、これを通常の人のリアクションに直すと、「え?なになに、象に乗れるの?絶対乗りたい!ねえタカシ今年の夏はインド行こう!絶対行こう!てか象も象乗りのおじさんもめっちゃ可愛いんですけど!なんなのインド、やっぱり明日から行こ!」です。それくらい魅了されます。
添えられている写真たちがまた良いのですが、
川で祈りを捧げるひとりの男
の写真は私のお気に入りの写真です。写真を通して伝わってくる祈りがありました。
そしてもつにこみさんは祈りを捧げてくれるお方でもあります。自分だけじゃなく皆がうまくいってほしい、幸せになってほしいという想いで行動されている方です。
この記事を書く前にもう一度参考にしたこちらの記事にもその想いが込められています。
ええのを書きたいなら、ええのを読むのが一番の近道だって知っているもつにこみさんだからこそ、皆が色んな記事を読んでみたくなるように促してくださっている。
noteには良い作品が沢山あることを誰よりも知っているもつにこみさんだからこそ、そんな良い作品たちに1人でも多くの人が出会ってほしいと思ってくださっている。
そしてそれが創作大賞の盛り上がりに繋がることも理解されている。
読んで盛り上げ
書いて盛り上げ
平熱のエッセイストの内に込められた熱は
熱くて優しい
おわり