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如月や言葉拾いて俳句会

こんにちは。二月ですね。寒さの中にも春の気配を感じてきました。

今年に入ってから、益々と、ショートショートや小説や俳句と創作活動を楽しんでいる僕です。

今月、2月は、俳句と真剣に向き合います。

目指すのは、50句発表。

そのために日々の創作時間を今月だけは俳句に全て費やしてみます。

真剣に楽しんでみます。

今取り組んでいるのは栗拾いならぬ、言葉拾い。

僕は毎日1時間読書タイムを習慣にしておりまして。その中で見つけた面白そうな言葉を拾って、その言葉から俳句を創るってのを、しばらくはしてみようと思っています。

ちなみに今、言葉拾いの舞台となっているのは、夕雪さんの新作

『6月の雪―Special Snowflake―』

収集しがいのある言葉の数々が散りばめられていて、カゴがあっという間に一杯になりそうです。

夕雪さんの小説より、『錆びた鍵』という言葉を拾ってきて俳句詠んでみました。

小春日や錆びた鍵退けコッペパン


(50分の2句達成。タイトルの句も含めちゃった)

校舎の屋上に入れないようにつけられていた鍵。錆びれていて容易に壊すことができた。それを知った僕は鍵を退けて小春日和の中、優雅に昼食のコッペパンを食べる。空がネモフィラのように咲いている。

こんなイメージなんですが、どうですかね?

さあ、いっぱい詠むぞ。

▼アドバイスいただき再考後▼

屋上の基地がらんどう冬の暮れ

(50分の3句目達成)

コッペパンも錆びれた鍵も小春日和のほのぼのした感じも無くなって、空っぽになった屋上だけが残りました。これはどうでしょうか?

終わり





ここまで読んでいただきありがとうございます。