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【春からはじまる冬眠日記 4】フリーランスってコロナなの?

2020年4月19日

進めたい仕事があり、午前中は部屋にこもってパソコンに向かう。めっきり減ってしまったけれど、やるべきことがあるというのはありがたい。
ほとんどの仕事が延期や中止になっていて、3ヶ月後くらいの残高を想像するとゾッとする。きっと同じような思いの人が山ほどいるのだろう。ライターやカメラマンの友人らとメールを交わすたびに、みんな同じことを言っている。だからといって自分の不安が薄まるわけではないから、とにかく今は粛々と目の前のことをやるしかない。

「おうち時間を楽しもう!」の明るさも、政府への攻撃的な声も、恐れるばかりの悲観も、頭では理解できるけど、今はどれもちょっと離れていたい自分がいる。いや、自分の意思や主張、希望は持ち続けていたいけれど。まだうまく消化できていないのかな。

夕方テレビをつけたら、ちょうどクローズアップ現代の再放送。テーマは「新型コロナ フリーランスをどう守るのか」で、思わず釘付けになっていると、横で2歳の息子が「ねぇフリーランスってコロナなの? コロナ、もう流行るの終わった?」と聞いてくる。散歩で公園の前を通るたびに、「コロナが流行っているからね、公園では遊べないんだ」と伝えているせいだろう。

少し考えてから、「流行るの、終わってないよ。まだコロナいっぱいなんだ」と答えた。

今日は関西に住む、家族のような友人とLINEで話す。顔を見ながら話せるのはやっぱりいいなぁ。でも東京と関西では危機感がまるで違っていて、ちょっと心配になる。どうかみんな無事でいてほしい。

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