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自分の心に向き合うと手放すものと大事にしたいものが見えてきた【大人の心の学校インタビューNo.3】ゆうか

こんにちは!大人の心の学校2期生のさやかです。

「自分の心に徹底的に取り組んだ人たちはその後どうなったか?」がテーマの、大人の心の学校の過去の受講生インタビュー。第3回目になりました!

本編の前に少しだけ、どうしてこんなインタビューを始めたのか?ということに触れてみたいと思います。

一昨年子供が生まれ、子どもを目の前にした時に「どうかこの子が自分らしく生きられますように」と思うようになりました。
でも、そんな自分は「自分らしいってなんだ?」という問いにはうまく答える術を持ち合わせていません。独立して、会社を設立して、ある程度自分で道を選んできたと思っていたのですが、「私は私の本当にしたいことできてるんだっけ?」と自分の気持ちがわかりません。

こんな状態でどう娘に「自分らしく生きる」背中を見せていくんだ?と思ったわけです。これは娘のためではなくて、自分のために向き合わなければいけない課題なんだと気づきました。

いわゆる著名人の成功談・苦労話は、検索してみればいくらでも出てくるとは思います。でも、私が知りたいのは一般の方の人生の分岐点や、今までしてきた選択の過程、大きな決断の裏に何があったのか、対面してきた痛みを乗り越えた先に見出した自分の居場所など…

よほど親密な関係にならないと、普通であれば聞くことができないことばかりだと思います。同僚のように毎日顔を合わせている人でも、いきなりズケズケとプライべートのことを聞くことはできないですよね。それを、「心の学校」という共通言語があることで「初対面でも話していいよ」「誰かのためになるなら公開もしていいよ」という優しい方々と繋がることができました。

心の変化の話を聞くことというのはまるで人生の一部を体験させてもらうようなワクワクする部分があったり、
「ウンウン、超わかる!」と感じるものもあったり、
まだまだ未熟な私は眩しさを感じて、自分の影の部分に目をつぶりたくなるような瞬間もあったりします…。
でもそれもまた、「比較する必要なんてどこにもないんだ」と自分の心の状態を気づくきっかけになっています。

話してくださる皆様には心から感謝しかありません。
これを今読んでいる方も、「大人のこころの学校」への関心の有無は関係なく、それぞれの女性からきっとあたたかいものを受け取れるんじゃないかなぁ、そういうものになればいいなぁ、と思っています。

ということで本題です。まず、大人の心の学校を知らない人は

2人目は、「自分の心に向き合っていなければ、会社は辞めていたんじゃないかなと思うし、結婚生活は続いていたと思う」と語られたゆうかさんです。

パートナーシップについても共有してくださったので、ぜひ読んでみてください。

ゆうか
年齢:33
職業:スタートアップ企業役員 (株式会社sketchbook)
過去の職業:新卒で保育園の栄養士→コンビニベンダーで商品企画
取り組み時期:2年前
大人の心の学校の前身であるSTYLERS INTEGRAL PRACTICE 0期(以下SIP)に加入
住んでいるところ:東京
仕事終わり・休日の過ごし方:料理・子供向け料理教室のボランティア・カフェ仕事・Netflix

SIPに通う前の人生の課題は何でしたか?

高校時代に感じていた大人への憧れに対して、実際30歳になったときに「人生私が望んでたのってこんなの?」と感じていた。
仕事では2020年に設立した会社の役員。2年が経ち、メンバーが増え、知り合い以外の社員も加入してくるタイミングだった。コミュニケーションがうまくいかず、自分自身が変わらないとと思っていた。
また、パートナーシップについては「これに取り組めば離婚することになるかも」とも思っていた。
仕事では社員をまとめ、上に立つ自分だったり、そういったことは求められないプライベートの自分だったり、というように自分が分裂していく感じがあった。

SIPに通う前はどんな人生で、今はどんな人生ですか?

とりあえず目の前のことに一生懸命だった。もともと「やりきったり、がんばる」ことは性質としてあったから、決めたことをどうしてもやりきらなければならない!という状態だった。目の前のことに対していっぱいで、俯瞰もできなかった。他人軸で、人がどう思ってるか、「まわりがこうだからこうしたほうがいい」等の一般論や世間体に縛られていた。
SIPを経て、前述した乖離みたいなことがなくなってきて、自分自身でいられるようになった。
今は「今の自分がそれでいいんだったらいいのかな」と考えられるようになり、乖離がなく、自分でいることが苦じゃなくなった

SIPをしてなかったら会社を辞めていたんじゃないかなと思うし、結婚生活は続いていたと思う。
まず、もともと「結婚していた方がいい」という価値観があったから、パートナーとどうであれ、結婚していた方がいいをとっていたと思う。
仕事では役員してるし、会社の株も持ってるけど、社長とぶつかりまくって辞めていたんじゃないかなと思ってる。当時、社員が辞めていったり、事業が広がらなかったりするのは、性格的に強い部分がおさえられない自分のせいだと思っていた。

闘争と逃避の話。前までは感情も議論も一緒に話してしまい、双方が辛くなるようなコミュニケーションをしていた。今では戦うではなくて、一緒の仲間だからと言うのを前提において、感情の部分と議論する部分を分けられるようになった。
社長本人と「私たちの関係性は今が一番いいよね」と話している。


どういうふうに見える世界が変わり、人生が変わっていきましたか?

SIPの最中は出されるワークに一生懸命だった。1年間取り組んだ後の方が、ボディブローのように気持ちが落ち着いてきたのを感じる。

パートナーシップの問題に取り組むのは怖くて、仕事のことを扱うことが多かった。個人セッション中も(パートナーシップについて)軽くは話すけど怖くて踏み込めず。そうしていると最後の方は違和感もあり、私自身が結婚を握りしめていたということに気づいた。それを抱きかかえるくらい。それを手放し、SIPが終わった直後に離婚をした。

今までは自分の感情もシカトして生きてきた。嬉しいとか怒りとかの一次的な感情はあるけど、心の底からそう思ってるんだっけと言うのは、気にしたことも考えたこともなかった。感情は上から降ってきて、その感情になるみたいなイメージだった。SIPで「感情のその上に行って、見下ろしているようなイメージをもつ」という瞑想をしたときに「なるほど」と思った。自分の感情をいい悪いの評価・判断をせずに「そうだよね」と受け止められるようになった。

何かにしがみついて、自分をないがしろにしているところが大きかったと思う。それが、「何をするにも、私が好きならやってみたらいいよね」と思うようになって、自分自身を大事にしようと思った。例えば、料理をするときも「自分のための料理はお金も時間も使っていこう」と考えるように。

今の方が小さい頃の自分に近いと感じている。子供の頃は評価判断も、比べたりすることもなかったのが、大人になってきてお金や時間とか制限を書けるようになってきて。その制限を取り外していけている。そうすると、「確かに私これが好きだったよな」と言うのが出てきたり、1人海外旅行に行くことを決めて、チケットもとって。
1人だとコミュニケーションに困るかもと思って英語の勉強を始めたり。前までなら「英語を勉強しなきゃ」「資格とらなきゃ」と考えていたかもしれないけど、今は「自分がやりたいから」「こうなれたらいいな」というところに時間やお金を使えるようになった。

SIP最中はワークに必死だから、その気づきを自分の生活に反映させ定着させていくのは期間が終わってから、自分の心を感じてあげながら、自分と一緒にいるという感じ。自分の生活にいつでも仲間やしょーさんがいるわけじゃないから(笑)

今でも「これでよかったんだっけ」と思うこともあるけど、そのたびに「今の自分はどんな状態だろう」と考える機会が増えた。自分の気持ちを整理してあげる時間をとれるようになったのは大きい。


「SIP」や「大人のこころの学校」の特色って何だと思いますか?

グループで出来たことが一番良かった。しょーさんと1on1をするのも、自分と深くつながれてよかったけど、ワークをしていて周りの反応を見ることで「そういう感情を持っても別にいいのか」とか「他の人のフィルターを通すとこう見えるのか」とより気づきが深まった。SIPの他のメンバーも、最初は緊張でガチガチで、いろんな縛りがある状態だったけど、最後にはいい顔をしていたなと思う。

他のスクールって検討しましたか?

ない。もともとはJeremyさんのインスタで知った。セミナーにしょーさんが同席していたときは、声をかける勇気がなくて。SIPの募集を見て「ここだ」と思って決めた。

SIPを選んで良かったポイントは何ですか?

一緒に心に向き合う仲間ができたのがすごく良かった。友達とも全然違って、同志のような感じ。

ぶっちゃけ、自己投資をすることに悩みませんでしたか?

特になかった。もともと性格的に、「やろう」と思えば悩まない。ただ、以前のプログラムではトレーニングがマストだったので、高校生以来の運動には多少の不安があった。(笑)

「大人のこころの学校」の入学を迷われている方にメッセージがあれば

考えずにやってみたらいいと思う。迷うってことは自分の人生に対して「どうしようかな」と思う部分があるということ。自分が向き合うときに仲間がいて安心できる環境って絶対必要。それをどう用意していいかわからないから、環境はしょーさんに任せたらいいと思う。

「大人のこころの学校」の入学を決められた方にエール

終わった後の自分がどうなっているのかなということをワクワクしていると思うので、楽しみにしていてください。
一緒に時間を過ごすというのは、楽しかったり苦しかったり悲しかったりなどの感情がセット。時間を大切にして、まずはやってみたらいいと思う。

本当の学校ではないから、してなくても「なんで?」と責められるわけではないし、自分の事なので、やりたくなかったらやらなくていいんだけど、どうせなら自分にどっぷり浸かってみるのがおすすめです。自分に時間をかけたぶんだけ返ってくると思う。

「大人のこころの学校」自体は、今の自分の感情に向き合うためのスタート地点だと思います。私もSIP終了後も、運動や日記を続けて、自分の感情と向き合う時間をとっていた。受けたからそのタイミングで人生がかわるというよりも、変わるためのスタートにいる、それをくるくる回せるかどうかはその後も自分と向き合えるかどうかが大切。
進んで戻ってをくりかえして前に進んでいくから、その期間だけでどうにかなるということだけではないとおもう。自分を理解していくことを続けると習慣になって、それが定着すると穏やかにいられることが多くなりました。

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最後に私(インタビュアー)の感想

向き合うのが怖い課題には、それに取り組むのにふさわしいタイミングがきっとあるのですよね。
SIPの取り組みを経て、だんだんと穏やかになられたゆうかさんだからこそ向き合えた問題の話は胸に突き刺さりました。
そして、「SIP自体は今の自分の感情に向き合うためのスタート地点」という優しい言葉をお聞きした時に、私自身も「大人のこころの学校に入るからには変わらなきゃ」というまた新たな十字架を背負おうとしていたことに気づかされました。まずは自分の心に問いかけ、感じていることに気づくことから始めたいと思います。

インタビューに答えてくださったゆうかさん、そしてここまで読んでくださった読者の方、ありがとうございました💛